このメモは、現在販売されていると思われるAcorn RiscPCおよびその互換機（以降、RISC OSマシンと表記する）を簡単にまとめてみたものである。
Castle-Technology(http://www.castle.org.uk/)は、Acornのロゴの入ったRisc PCを製造・販売している。おそらく、Acorn自身がRisc PCの生産を取り止めた直後、あるいはそれ以前からライセンスを受け、製造販売しているものと思われる。
現在、Castle-Technologyが製造・販売しているマシンは以下の通り。
RiscStation(http://www.riscstation.co.uk/)は、安価なことで知られるRisc PC互換機である。オリジナルのRiscPCに比べ、PC/AT機にも使用されているSoundBlaster互換音源を搭載したり、10BASE-Tのネットワークコントローラを搭載しているという特徴がある。Simtec Electronics(http://www.simtec.co.uk/)製のマザーボードが使用されているようだ。
また、RiscStation PortableというラップトップタイプのRISC OSマシンも予定されており、発売が待たれている。
MicroDigital(http://www.microdigital.co.uk/)は、上に挙げた2社に比べると比較的新しいメーカーのようだ。現在、Micoという互換機を発売しているが、今秋発売されると言われるOmegaはPCIバスを搭載しており、今後のRISC OSシーンに大きな影響を与えるものと思われる。