31-Mar-2020
[ぉょ]

MMDVMHostのIPv6対応化はとりあえずこんな感じのコードになってるんですが、問題は通信相手。IPv6対応のXLXサーバに繋がることを確認できたらBrandMeisterで試してみたいよね?

という訳でFacebookのBrandMeister DMR Master ServerグループでIPv6対応なMasterってあるの?と聞いてみたらMaster 3101(3101.repeater.net), 2841(master.ham-dmr.bg)が対応しているとの情報を得ました。

念のためBrandMeister Wikiにある各国の状況から、MasterのFQDNが書いてあればそこからIPアドレスを引いてみるということをしてみました。20件のFQDNのうち、現時点ではこの二つのMasterのみIPv6に対応しているようです。

とりあえずMaster 3101, 2841ともにIPv6対応版MMDVMHostでIPv6での動作はしているようです。TG91で話すのは怖いので受信だけですが…ってそんなことよりも、BrandMeisterがIPv6にしっかり対応しているという事実は注目されるべきなのではないでしょうか。59.05kg(22:15)

25-Mar-2020
[Banana Pi BPI-P2で作るオレオレHotSpot(2)]

OpenBSD/armv7でも動くようになりましたが、結構面倒です。

シリアルポート周辺の問題は、リセット信号の定義だけで済むと思いきやリセット解除処理を行う一行も入れないとダメだったとか、termiosのCLOCALフラグが無いとダメとか(USB対応版JumboSPOTは無くても動いたのに)、解決するのに時間を使ってしまいました。

ホットスポット上で今後は開発を進めようかな…とも思っていたのですが、ビルドに結構時間がかかるので相変わらずPCにつなげたJumboSPOTは手放せそうにありません。

作り直し(3)(08-Mar-2020)の件は無事にマージされましたので、こちらも一段落ついています。DMRGatewayに続き、MMDVMHostのIPv6対応作業をした方が良いのかそれとも現状のままにしておくか…59.10kg(21:00)

26-Sep-2020補足:Device Treeの修正差分にI2C対応を追加してあります。旧版の修正差分はこちら

22-Mar-2020
[Banana Pi BPI-P2で作るオレオレHotSpot]

Banana Pi BPI-P2にJumboSPOT(GPIO版)を載せて、ケースに突っ込んだらこんな感じ。

timg_20200322_060329_6.jpg timg_20200322_060422_1.jpg

とりあえずBanana Pi WikiのBPI-P2 Zeroにあった2019-4-30 update BPI-M2 Zero & BPI-P2 Zero Ubuntu Server 16.04を使用して、動作テストをしてみます。簡単に試すだけなので、root(パスワードはbananapiとBBSに書かれてた)のまま作業します。dmesgはこんな感じ

ディスクイメージのzipを展開して8GB以上のmicroSDに書き込んで起動し、MMDVMHostのソースコードをgitで取ってきてmakeするだけです(必要なツールは揃っているようで、apt-get install build-essential等の操作は不要です)。あとはMMDVM.iniを適切に記述するだけですが、JumboSPOTはBPI-P2のUART3に接続されるため、[modem]はPort=/dev/ttyS3とする必要があります。

実はOpenBSD/armv7上でやろうとしていたのですが、何故かError returned from write(). errno=5が発生してうまく動きません。echo "A" > /dev/tty03を実行するとそのまま固まってしまう(Ctrl-Cで抜けられる)ので、シリアルポート回りに何か問題がありそうです。ハードウェアの問題かどうかを確かめるため、まずはLinuxで動かすことを試みてみたという訳です。58.90kg(08:45)

21-Mar-2020
[随分昔に買っていたThinkPad Edge E535の画面が(2)]

09-Feb-2020の続き。AliExpressのShenzhen ZDH LCD Tech Co.,LTD Storeで、"Free Shipping B156XW02 LP156WH2 LP156WH4 TLN1 TLA1 LTN156AT02 LTN156AT05 LTN156AT24 N156B6-L0A L0B BT156GW01 V.4 40 Pins"という触れ込みで売られているものです。商品説明の写真ではB156XW02 v.3と書かれており、ノングレア間違い無しな感じではあるのですが…

20200321.jpg

箱に入っていたのはLP156WH4(TL)(N1)というラベルが貼られた、思いっきりてかてかぴかぴかなグレアのパネル。

img_20200311_181021_5.jpg

話が違う!とopen disputeしてはみたのですが、知らぬ存ぜぬをされてしまったので(この手の交渉事も面倒になってきたしさっさと直してしまいたかったこともあり)このパネルを入れることにしました。

交換前のパネルはLP156WH4(TL)(B1)、FRU 04W0428のナンバー入り。

img_20200321_085832_0.jpg

とりあえずハードウェア保守マニュアルを片手に交換し、無事に映ることは確認できました。とはいえ、ベゼルの四隅を留めるネジ隠し用のゴム(6mm角)を砕いてしまい、これを貼り付けないと完全に直したことにはなりません。こういうゴム部品はどこで売ってるんですかねえ…58.70kg(21:20)

20-Mar-2020
[続々・JumboSPOTのファームウェア書き換え(挫折中)]

03-Nov-2019とか06-Nov-2019とかの続き。

Config.hの設定を、こう変えてみました。

Surenoo TFT LCDパネルの接続を今まではUSB-UARTアダプタ経由、JumboSPOTとは別のシリアルポートで行っていましたが、今後はJumboSPOT上のLCD接続用UART(NextionやDisplay等の表記があります)を使うことにします。

これに伴い、MMDVM.iniの[TFT Serial]セクションはPort=modemを設定し、JumboSPOT経由で通信するよう指示します。

過去の日記を調べる暇が無いので話題が重複するかもしれませんが、USB接続に対応したJumboSPOTを注文したはずが非対応(GPIO版)のJumboSPOTが届いてしまい、これをどうにか活用できないか考えています。

USB-UARTアダプタを繋げて制御するのも手ではありますが、そろそろホットスポット専用機が欲しいので一台作ってしまうことにします。手元にあるOrange Pi PCに載りそうですが、このボードは別の用途で使いたいのでBanana Pi BPI-P2に載せることにします。

機材も届いており早速組み立てたいところですが、とりあえず今日はGPIO版JumboSPOTからファームウェアを吸い出して保存し、SERIAL_REPEATER 115200なファームウェアを書き込んで寝ることにします。58.85kg(21:15)

16-Mar-2020
[お知らせ(2)]

さくらのVPSのメンテナンスが18-Mar-2020に行われることへの対応として、18-Mar-2020の06:00頃にVPSを停止させます(日本時刻、状況により停止時間は前後します)。これによりwebページ及びXLXサーバの動作が停止しますので、あらかじめご了承ください。

なお、再起動の時刻は未定です。

布団の中でごろごろしながらこの日記を読む際に、ダークテーマに対応しないと不便なのでどうにかできないかなーと考えています。現時点において、この日記はHTML 4.01 Transitionalで書かれているのですが(文法は怪しい)、CSSの設定だけで対応できるのかそれともHTML5/CSS3へ移行しないとダメなのか、調べる必要がありそうです。58.25kg(21:10)

08-Mar-2020
[作り直し(3)]

MMDVMHostの30-Jan-2020の修正、根本的なところからやらないとこれはダメだなということで再度作り直しです。

とりあえずコードはGitHubに上げ直して、しばらく使ってみて問題がなければ再度pull requestを投げてみましょう。

STL標準講座」やcpprefjpを参考にSTLを積極的に使ってみましたが…強力ですね、これ。とはいえメモリ消費量についてあまり考えずに書いているので、PCで動かすならともかくRaspberry Pi等のボードで動かす場合には問題が出るかもしれません。58.05kg(20:10)

01-Mar-2020
[Radioddity GD-73Aの不可解な挙動]

ファームウェアのバージョンは最新の1.04で、今のところ分かっているものが三つあります。

一つ目。本体の電源がonの状態でUSBケーブルを接続している状態だと、電源ボタンを長押ししなくても電源が切れます。USB未接続時だと電源ボタンを長押ししないと切れません。

二つ目。Windows10, LinuxではGD-73AがUSBデバイスとして認識されますが、OpenBSDだと認識されません(23-Nov-2019でも触れています)。USBアナライザで見たところ(Windows10, Linux, OpenBSD)、最初のGET_DESCRIPTORで8byte要求→GD-73Aが18byte送信(ホスト側はbabbleエラーとなる)→GET_DESCRIPTORで18byte要求(これは問題ない)→SET_ADDRESSで失敗という状況が起きているようです。

三つ目。BrandMeisterのSMSで、METAR RJTTをDMR ID 262993に送信すると送信はできているものの受信時にハングアップします(これはメーカーに問い合わせたものの再現せずという回答を得ています)。HELPを送信した場合はハングアップしませんが、メッセージをスクロールすると表示が途中でおかしくなります。

tp3014907.jpg tp3014908.jpg

需要は多分無いと思いますが、送信機系統図(超漢字の基本図形編集形式)とそれを変換したPDFを置いておきます。

GD-73A、USB充電ができる点を含め、お気楽に使うには結構良いです。とはいえ、この機種に限らず6ボタン機は「じゃあTG91から他のTGに移りませんかね?」なんて状況で困る羽目になるので(交信中にCPS立ち上げて書き換える訳にもいかないでしょう)、テンキー付きの無線機でないと厳しいというのが率直な感想です。

という訳で(RT80にも弱点があるので)資金に余裕ができたら何か一台足してみようかなと考えているところですが、dmrconfigが使える機種で選ぶかもしれません。Radioddity GD-77, RD-5R辺りが候補になるでしょうか。

既にDMR機が複数ある以上、あくまでも余裕ができた時の話、ですけど…58.15kg(21:30)

26-Dec-2020補足:15-May-2020付けでファームウェアv1.05がリリースされており、これによりSMSの表示に関する問題が解決することを確認しています。とはいえ262993に対するHELPの応答を見る限りでは、ある程度の文字数までしか受信していないような雰囲気があります。USB接続中の電源ボタンの動作は改善されたように見えますが、OpenBSDから認識できない問題は相変わらずです。