Kinetic RiscPCのパッケージを開けてみる

ピンボケな写真が多いのですが、雰囲気を感じとってくれると嬉しいです。

package家に届いた荷物です。比較用に1mの物差しを立ててみましたが、ちょっとした冷蔵庫並の大きさがあります。
forms箱を開けてみると、中には大量の発泡スチロールが…どうやら、この中にKinetic RiscPCの箱が入っているようです。
Kinetic RPC package45分間ほど発掘作業を行い、出土したものがこれです。箱の奥に見える3つの袋は、箱に入っていた大量の梱包材です。
Kinetic RPC package(opened)左から、内容物を示した紙切れが1枚、キーボード(PS/2)、3ボタンマウス(not PS/2)と電源コードです。キーボードの下にあるのはマニュアルです。
manuals右にある、「Acorn RiscPC Welcome Guide」の表紙が折れてるよ(涙)。真ん中にあるのは保証書、左にある封筒には「Additional Paperwork」と書かれていて…
Acorn Publisher issue 5,6Acorn Publisherという雑誌の、issue 5(Jun/1999)とissue 6(Aug/1999)が入っていました。
AC plugAC電源コードは、もちろん英国仕様なので日本では使えません。別途用意する必要があります。
Acorn keyboard付属のキーボードです。Acornのロゴ付き。手前にあるアームレストは外すこともできます。もちろん英語配列ですが、微妙に違う部分もあります。
logic board箱を開けたついでに、RiscPCの蓋も外してみました。上がマシンの後側、下がマシンの前側になります。ファンの付いている基板が力の源、StrongARM 300MHzが載ったKinetic cardです。

いくつかのアプリケーションが付属…とカタログに書いてあったのですが、どうも全てHDDの中に入ってしまっているようです(最近のWindows機には工場出荷時の状態にHDDを復元するリカバリCD-ROMなるものが付属しているようですが、そのような物はおろかFDすら存在しません)。使う前に、どうにかしてHDD内のデータを何かに保存しておく必要がありそうです…

(27-Oct-2001追加)

front panelマシンを前から見た図です。下にあるのは、今は亡きGateway2000のP4D-66(の箱に入った何とやら)です。Kinetic RiscPC 300MHzと書かれた部分はカバーで、これを下に下げるとCD-ROMとFDDが出てきます。

なお、マシン運搬時はCD-ROM/FDDのカバーを開けた状態にして運ぶべきです。上にあるマシン正面から撮った写真で説明を書くなら、カバーの右側(Acornのロゴ脇)は比較的しっかり留められているものの、カバーの左側(Kinetic RiscPCの印刷がある)はプラスチックの部品で簡単に留まっているだけで、下手な力を加えるとこの部品が簡単に壊れてしまうのです。

ええ、自分もこれをしっかり壊してしまったのか、カバーの建てつけがあまりよくない状態になっています。販売元のCastle-Technologyにある、スペアパーツのページに売られていると思うのですが、どれがどれだか全然分からん…

uaa@woodstream.gr.jp 27-Oct-2001