30-Sep-2012
[*ist Ds引退/K-01とO-GPS1]

調子の悪い*ist DsをPENTAX FORUMに持っていって診てもらったところ、センサが壊れているようだが交換用の部品が無いので修理は不可という結論に。実家では親父がMamiya RB67をレストアして遊んでいるというのに、21世紀のカメラが部品が無くて直せずにゴミ箱送りとなるというのは…それでいいのか21世紀という気分になります。

3年間、色々と楽しませてもらいました。腕は上がったかどうか分かりませんが、本当にありがとう。ゆっくりと休んでください。そして、直せなくて、ごめんなさい。>*ist Ds

K-01の方は、やっとこさO-GPS1を手に入れたので早速装備して使ってます。K-01とO-GPS1の組み合わせについてはあんまりweb上で情報無いなーと思っていたんですが、現時点では天体撮影用のアストロトレーサーは使用できず、単にExifに緯度経度を入れることしかできないので特に語る必要もないというのが実情なんですかね。

自分自身はその単純な使い方さえできれば良い(というかそれが目的な)ので別にそれで良いんですが…ということで、まずは取り付けたときの様子から。O-GPS1装着中は内蔵ストロボは使えません(内蔵ストロボのポップアップボタンを押しても無効化されます)。O-GPS1はO-GPS1側で電源ボタンを持っていますので、GPSを使いたくないときはこちらの電源をオフにしておけばO-GPS1を取り外さなくても大丈夫です。

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仕様ではコールドスタートから40秒、ホットスタートは約5秒とありますが、もっとかかるような気がします。自分が使った感じだと、コールドスタートから2〜3分、ホットスタートは15〜30秒くらいはかかっているような…

O-GPS1がオンになっていると、O-GPS1のLED(人工衛星マークの付いてる方)が点滅するだけでなく、GPSの測位モード(2D/3D)がK-01側にも表示されます(左上、撮影モード表示(Av)の下辺り)。この状態で撮影すれば、2D測位時に緯度経度が、3D測位時にはこれらに加えて高度がExifに記録される訳で。

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あと、電子コンパス(現在の緯度経度/高度情報)も利用可能になります。繰り返しになりますが現時点ではK-01ではアストロトレーサーは使用できないため、キャリブレーションのみ実装されています(精密キャリブレーションはありません)。

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これ、K-7でも利用可能になれば嬉しいんですけどねえ。デジカメWatchのO-GPS1の記事では、対応する可能性はゼロではないという話が書かれているんですが…アストロトレーサーはともかく、GPSだけでも使えると本当に便利なのに。あんまり待たせちゃうとGPS対応コンデジかネオ一眼とか買っちまうぞ。

GPSを使用した場合の実例は、碑像マップのこの辺とかこの辺に置いてます。60.95kg(10:55)

22-Sep-2012
[APCを買ってみた。]

APCと言っても無停電電源装置(UPS)の方じゃなく、WonderMedia WM8750の載ったボードのほう。

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とりあえず、ここまではやった。これ以上のことをするかどうかは不明。

以下、思ったことを適当に呟いてみる。中身は無責任。

さて、これからどうしましょう。61.70kg(24:15)

17-Sep-2012
[MES2.5 Rev19/T-SH7706LSR]

色々試行錯誤して、とりあえず載せ替え…?

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説明書のプログラム実行(内蔵フラッシュ)の項目をちゃんと読んでいれば試行錯誤する必要は無いんですが、「だいたいこんなもんだろ」でやっているとつまづくようにできている…気がします。説明書をちゃんと読まないのが悪いんですけどね。

今回のROMの書き換え作業手順をざーっくりとまとめると、大体こんな感じ。

説明書にはdisktoolを使用してディスクイメージを作るとありますが、実際には各機種向けのmes2.motないしcore.motも含まれたROMイメージが作られているという点がポイントです(書き換えに失敗した場合は、ボードが起動しなくなる可能性があるように思われます)。MES単体、ROMディスク単体で書き換えることはできないように見えますが、実際はどうなのでしょうかね。

なお、開発環境がインストールされているディレクトリからmes2.motだけを拾い出してflush writerで書き込むと、ROM書き換え用のFWEスイッチは効くもののシリアルコンソールには何も表示されないという困った状態になるので注意してください。

あと、書き換える前に必ずdirコマンドを実行して、何がROMディスクに書き込まれていたかを確認しておいてください。ここではとりあえず最低限の物を書き込んでいますが、自分はボード出荷時に何が書き込まれているかを確認せずに書き換えちゃったので…

19-Jun-2011にはsh-coff向けのtoolchainのビルド方法は書いてあるものの、cbar-2.5-vl18.src.rpmからライブラリを取り出す方法を書いていなかったのでちょっと補足しておきます。今はcbar-2.5-vl19.src.rpmなのでそっちで書きますが。

とりあえず/home/user/mesをMES環境を置くディレクトリとしておくと、cd /home/user/mes; rpm2cpio cbar-2.5-vl19.src.rpm | cpio -i; tar zxpf cbar.tar.gzで開発環境を展開。あとは、/home/user/mes/hello等のようにプロジェクト毎のディレクトリを用意し、その中にMakefileやソースファイルやらを放り込んで(GNU)makeすればok。

hello.cをビルドし直してみましたが、MES2.5 Rev18の時と同じオブジェクトが得られています。この程度では違いは無いということなのでしょう。

さて、ボードのメンテナンスも終わったということで、この話題はここで切っておきます。60.90kg(10:25)

16-Sep-2012
[日鉱倉見線の行方]

ちょっと見てみたくなったので、早朝に車を走らせて見に行ってきました。撤去されている箇所があるという話(blogには具体的な場所が記されていませんが、おそらくあの写真は16号, 17号と思われます)も気になりますし。

日鉱倉見線は、その名のとおりJX日鉱日石金属の倉見工場に送電するための路線です。どこから来ているかは実際に見てみたいところですが、遠藤線26号から分岐し、御所見線を経由しているらしいですね。という訳で、まずは日鉱倉見線の12号鉄塔を。背後に見えるのは富士山かな?

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10号鉄塔に向かい、ここから11号12号の順に移動します。

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鉄塔は12号まで、ここから先は地中ケーブルです。

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13号鉄塔の跡地と、JX日鉱日石金属倉見工場周辺です。そのうち、さがみ縦貫道がこの辺りを通るのでしょう。

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使用機材はDA18-55mm(K-7), Petri 135mm/F2.8(*ist Ds)のいつもの組み合わせ。調子の悪い*ist Dsで撮った画像は白黒にして誤魔化していますが、これならどうにか見られますかね…とはいえ、修理の見積りくらいは聞いておこうかな(古いから修理不可だったりして)。

おまけ。

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倉見へ向かう途中で見かけた、国土交通省関東地方整備局厚木無線中継局のアンテナ。施設はフェンスで囲まれて立入禁止になっている割に、中にはなぜかベンチが多数置かれているのが謎。

アンテナが二つしか付いていないのを見るに、今はもうマイクロ波回線の時代じゃないんだなあというのを実感します(電話局の屋上にある、紅白のしましま鉄塔なんかを見ていてもそう思う)。60.95kg(22:30)

15-Sep-2012
[橋本変電所を見たというblogを見て]

↓この標識がいったいどこにあるのか、実はずっと気になっていました。

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これ、変電所北側にある、各回線への出入り口(とでも言うのかな)の辺りにあるんですね。国道16号橋本変電所前交差点〜橋本こどもセンター前交差点の辺りをぷらぷら歩けば、多分分かります。

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橋本駅へ行く際はいつもこの変電所の脇を通るのですが、なかなか気付かないものですねえ。61.70kg(09:10)

12-Sep-2012
[なんかDIPのLPC1114がアツいみたいですね。]

という訳で、11-Aug-2012で動くようになったLPC1114向けKOZOSのリンカスクリプト(ld.scr)をちょいといじって、4kBのメモリに合わせたものを作ってみました

余計なお世話として、02-Oct-2010のH8/3664向けKOZOS(実験版)と同じdumpコマンドを追加しています。何をするかというと、こんな風にメモリの全域をダンプするだけなんですが。

システムエラー発生時にエラーを発生したタスクの名称が表示されない問題が相変わらず残っていて(これ、LPC2388版も同じ問題があります)、時間があったら直したいと思ってはいるのですが…絶賛放置中ですごめんなさいごめんなさい。

19-Jun-2011のT-SH7706LSR遊びの続きもなんとかしたいと思いつつ、こっちも放置中です。

MES2.5r18のライブラリを使ったオブジェクトがMES2.5r4上でも動いている感じなので特にいじる必要は無さそうにも思えますが、折角なので現状がどうなっているかちょっと見てみることにしますか。

現時点におけるMESの最新版は2.6b1と2.5r19ですが、メーリングリストの情報を見る限りでは、T-SH7706LSRでは2.5r19を選ぶ方が良さそうに見えます。あと、Windows版のツールとLinux版のバイナリパッケージはMESのページからダウンロードできるようですが、肝心要のcbar-2.5-vl19.src.rpmへのリンクが無いようなのでここから勝手にリンクしてしまいます。

色々ダウンロードしてざっと目を通した限りでは、MESの更新はWindowsかLinuxを使うしかなさそうな感じです。っていうか開発環境が対応していないOSでどうこうしようという時点で色々無理とか限界があるってことで。61.30kg(23:05)

04-Jan-2014補足:システムエラー発生時にエラーを発生したタスクの名称が表示されない問題ですが、これはKOZOSの想定するシステムエラーが発生した場合(LPC2138の場合、SWI #1による例外)であれば問題なくタスク名が表示されます。

LPC2388版に限らずH8/3069版でもそうなのですが、echoコマンドでやたらと長い文字列を表示させようとする方法でシステムダウンの発生を試みた場合、上記の条件を満たさないため、おかしな結果を招くことになります。

09-Sep-2012
[整理終了]

パッチの状態で転がしていたH8/3069, H8/3052, LPC2138, LPC2388向けのμT-Kernel(とは呼べない物)は、全て機種別にコードを分離してT-License 2.0化したものをgithubに上げています。一応トレーサビリティサービスにも乗っけているので、今度はμT-Kernelを移植した、と言えると思うんですが、どうなんでしょうかね。

H8/3664向けの物もgithubに上げていますが、こちらは04-Oct-2010の、H8/300Lへの移植実験です(TRAPA命令は使えないという理由により、TRAPA命令によるAPI呼び出しや拡張SVCへの対応は全て削っています)。パッチの状態で転がしていたH8/300H向けでも良かったのですが、折角なので色々と削ってみることにしました。

まあ今更H8だのARM7TDMIだのm9って気もしますが、パッチの状態で転がしておくと自分が不便なのと、作業した成果をきちんとした形で世に出せない状況が長く続いたことに対する怒りはきちんと示しておかないとやっぱり良くないのかなってことで。

とはいえ、もう怒るのも疲れちゃいましたけどね。

…そういえば、LPC2378向けに(テストスイートを通したとあるのでおそらく公式の)移植があるようですが、その後どうなったんでしょうかね。未だに何も出てきていないようですが

さて、個人的にはCortex-M0、それもDIPのLPC1114辺りでμT-Kernelが動いたら面白そうだなあと思っていたりするのですが、どうなんでしょうかね。あの程度のソースなら自分がもたもたやっている間に既に誰かが移植を終えていて、どこかに自由に利用できる成果があるんじゃないの?と思っているのですが。59.90kg(23:10)

04-Sep-2012
[ありゃりゃ。]

*ist Dsを持ち歩いて何枚か撮ってみたら、なんか二枚ほど妙な写真が撮れているし。最後のは一応比較用ということで(もっとも、これもなんか色合いがおかしい気がする)。

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例によってサムネイルをクリックするとオリジナルサイズ…3Mbyte程度のを表示しちゃいます。

やっぱ一旦メンテに出さないとダメかなあ。PENTAX FORUMに持っていくか、ピックアップリペアサービス使うか…修理費用いくらかかるんだろ、はぁ。

費用はO-GPS1なりレンズなりを買うのを後回しにしてどうにかするとして(その程度で済むのかなあ)、壊れてるって事実が痛いよなあ。初めて手にしたデジタル一眼なんだし、こいつでしか出せない画があるし、失敗してもまあいいかって許せる気楽さがあるし。

困ったなあ。59.95kg(23:10)

02-Sep-2012
[μT-Kernelのソースコードで、]

$(BD)/etc/{mktdsvc,mktksvc}の使い方がよく分からなかったので、試行錯誤。どこかでgmake sourceすると呼ばれるんだっけ?とは思っていたんだけど…

結局、CPU名がlpc2138ならmkdir $(BD)/lib/libsvc/src/sysdepend/lpc2138; cd $(BD)/lib/libsvc/build/lpc2138; gmake sourceということだった。最初のmkdirを忘れるとハマる、というかこれでハマっていた。

↑で分かる人には分かってしまうかもしれないけど、μT-Kernel/LPC2138, LPC2388のソースコードをマージ中(ソースコードの整理というのは実はコレ)。パッチ当ててAT91向けにビルドするとLPC2138用のができる…でも別に困らないんですが、やっぱりちゃんとしたものをケジメとして用意した方が良いのかなと。

とりあえずソースツリーに突っ込む物は突っ込んだので、あとはソースを目視で確認→実機で動作確認してからリポジトリにpushとなるはず。とは言え今更ARM7TDMIですか時代はCortex-M0ですよ?m9という気がしなくもなく。

い…つ片付くかはとりあえず未定ということにしておきます。途中でやる気を失って中断することもありえますし。60.20kg(23:35)