18-May-2016
[色々実験。]

ふと、MSXのSCREEN12(YJK方式による自然画表示モード)風味な画像を見たくなったので、こんなコードを書いてみました。rgbyjk.cはRGB←→YJKの相互変換、yjk4.cはSCREEN12風フィルタ(4ドット単位でのJK平均化・YJKのビット数調整)です。

変換結果を貼り付けてみようと思いましたが、思ったほどMSX風味が出ていないので放り投げています。テストに使用した画像が768×1024といった(オリジナルの256×212よりも)高解像度の画像、それもデジカメで風景を撮影したものを使っていたことが原因かもしれませんが。

09-Mar-2016で取り上げたTownsシステムソフトウェア V2.1 L50のフォントのうち、FONT1/FONT2形式のフォントをFONTX2化するコードを作ってみました。変換結果は25-Mar-2016のツールで確認しただけなので、ひょっとすると実機ではうまく動いていない可能性があります。

FONTX2化を行う際、機種依存文字の扱いをどうするかは結構悩みましたが、普通にDOS/Vのフォントとして使うための最低限の処置に留めています。即ち、8区の罫線のみ変換テーブルを用意して合わせているだけですので、この辺りは色々いじる余地があります。

それにしても、Unicodeにより様々な記号類が使用可能なこのご時世、変換先のビットマップフォントにFONTX2形式(SJIS)を使い続けることは適切なのでしょうかね。とはいえ、他に手軽なものがあるかどうかというと…うーん…60.40kg(17:00)

15-May-2016
[そういえば(2)]

25-Mar-2016で作成した、FONTX2→PBM形式の画像化を行うコードでいくつかフォントを見た際の話を。

どうもFONTX2の文字コードテーブルは0xXX40〜0xXX7E, 0xXX80〜0xXXFCのように0xXX7Fを避けるだけでなく、0xXX40〜0xXXFCと一続きにする作り方があるようです。

この一続きにする方法、mkxfnt98.exe, mkxfntax.exe, mkxfntj3.exeが採用しています(DOS/Vスーパードライバーズ32に入っているソースコードに書いてあります)。また、MSX向けのmkxfont.comについてもこの方法を使っているようです。

mkxfont.comとmkxfntax.exeによる変換結果を置いておきます。

ta1st.png tax.png

その一方で、ぱうフォント道玄坂16、およびDOS/Vスーパードライバーズに入っているフォント(jiskan系)は0xXX7Fを避けるようになっています。

tpaw16k.png ttlf_dl.png tsd100.png

同じ道玄坂16でも、DOS/Vスーパードライバーズ32に入っているものは丸付き数字などが含まれていません。

ttlf_sd32.png

他機種からのコンバートをいくつか試してきましたが、DOS/Vにはあまり機種依存文字を持ち込まない方が良いのかなあというのが今更になっての感想です。60.60kg(06:05)

09-May-2016
[うわちゃー…]

07-Sep-2013に発注したLIBERIOを洗濯してしまいました。電源ボタンを押しても何も起こりません。電話帳、バックアップ取ってないんですが…

適当なPHSを急遽買わないといけないなと思ってY!mobileのオンラインストアを見てもHeart(401AB)とPANTONE(WX01SH)くらいしか残っておらず、近隣の店に問い合わせてみてもPHSは残っていないという話でした。

という訳で、Y!mobileのLUMIERE(503HW)を買いました。端末のセットアップをやるのも面倒なので、既に稼働中の(BIC SIMが入っている)Zenfone5にY!mobileのSIMを突っ込みます。なにしろこんな感じでホーム画面を設定しているので、端末が増える度にこれに合わせるのは骨が折れるのです。

tScreenshot_2016-05-08-06-11-06.jpg tScreenshot_2016-05-08-06-11-18.jpg tScreenshot_2016-05-08-06-11-41.jpg

なお、単にSIMを移し替えれば何とか…なりませんでした。4つの面倒な問題にぶち当たりました。

一つ目。Y!mobileのPHSから他社(FREETEL)への移行を考えた際にMNP予約番号を取っていたため、これをキャンセルしないとY!mobileの4Gへは移行できないという問題。

二つ目。PHSからY!mobileの4Gへ同番移行する場合、Y!mobileから届く(端末のセットとなった)SIMには電話番号が書き込まれていません。これはSIMとセットになっている端末がSIMに電話番号を書き込むらしく、書き込まれていない状態のSIMを他の端末に差しているといつまで経っても開通しないという問題。

三つ目。pdxドメイン宛のメールはMMSの形で受け取ることになるため、FAQ No.300348にある設定(=SIMのデフォルト値)では一切受け取れないという問題。これは価格.comのクチコミ掲示板にあるように、MMS関連の設定を追加する必要があります。

名前Y!mobile
APNplus.acs.jp
プロキシ未設定
ポート未設定
ユーザ名ym
パスワードym
サーバー未設定
MMSChttp://mms-s
MMSプロキシandmms.plusacs.ne.jp
MMSポート8080
MCC440
MNC20
認証タイプCHAP
APNタイプdefault,mms,supl,hipri
APNプロトコルIPv4
APNローミングプロトコルIPv4
APNの有効/無効 (変更不可)APNは有効です
ベアラー指定なし
MVNOの種類None
MVNO値 (変更不可)未設定

※MMSはY!mobileメールとは異なる点に注意してください

Y!mobileのメールは本当に複雑怪奇で、Y!mobileの非常にわかりづらいメール設定をまとめてみたを読んでおくと理解しやすいです。なお、Zenfone5の場合は「メッセージ」でSMS/MMSを扱うため、特にアプリケーションを追加する必要はありません。

あとの一つはZenfone5を修理した際にまつわる問題なので(一年近く気づかなかったというのは一体どういうことだ)、27-May-2015に追記しています。

とりあえず、環境自体の復旧はできた訳なのですが、あとは電話帳をどうするか…59.60kg(06:10)

26-Nov-2017補足:Y!mobileのFAQ No.300348、久しぶりに見てみましたが…MMSC, MMSプロキシ, MMSポートの設定が追加されているものの、APNタイプについては記載は無いようです。

16-May-2018補足:MMSプロキシはandmms.plus.acs.ne.jpではなくandmms.plusacs.ne.jpなので、直しておきました。

01-May-2016
[direwolfべんちまーく。(2)]

20-Apr-2016の続き。OpenBSD-5.9/i386 + gcc-4.9.3(portsに入ってます)の組み合わせで。流石に86Duinoではテストしなくて良いですよね…ということで二機種のみ。

A8-3820Atom N270options
3401058
N/AN/A-O2
N/AN/A-O3
86295-O3 -ffast-math
87296-Ofast
88301-O3 -ffast-math -march=pentium
84295-O3 -ffast-math -march=pentium2
50214-O3 -ffast-math -msse
68207-O3 -ffast-math -march=pentium -msse
51210-O3 -ffast-math -march=pentium2 -msse
50210-O3 -ffast-math -march=pentium3
39192-O3 -ffast-math -march=native

i386の場合、最適化オプションが-O2/-O3のみの場合に限り、生成されたatestが動作しません(ハングアップします)。

OpenBSD-5.9/amd64 + gcc-4.9.3だとこんな感じ。

options
367
89-O1
84-O2
83-O3
85-O3 -march=native
42-O3 -ffast-math
42-Ofast
35-O3 -ffast-math -march=native

リファレンスに近いスコアが出るようになって、一安心。

Makefile.openbsdは少し手を入れて、

という改良(?)をしています。make install回りはなにもいじっていませんが、大半のファイルは/usr/localに入れるようになっているようなので問題は無さそうです。ただし、一部のファイルを/usr/shareに入れてくるので、これをどうにかする必要があるかもしれません。差分はこちら。59.75kg(06:15)