費用と時間を捻出して、ドローンの実技講習を終えてきました。学科試験(去年済ませている)と身体検査(二等の場合自動車の運転免許で代用可)を済ませており、試験合格証明書の発行を待っている状態です。DIPS2.0にこの証明書と、スクールから受け取った講習修了証明書のPDFをアップロードして必要な手続きをすれば、晴れて二等無人航空機操縦士になれるはず。
とはいえ、基本部分を手にしただけなので、ここから目視内・25kg未満・昼間の限定を解除していくことになります。目視内・昼間限定は外せたら良いなとは思いますが、時間と費用の問題がありますので目視内のみ解除するか、解除せず基本のままになるでしょう。更新の際の講習費用も考えないといけませんし、飛行実績をどう積んでいくかという問題も当然出てきます。HS700D、バッテリが劣化して飛ばせない状態なので、これをどうにかすることから始めますかね。
世の中には、一等かつ全ての限定を解除したという人もいるようです。業務上必要があるならともかく、趣味でそこまでやるのは…「持つ者」なのでしょう。「持たざる者」としては、羨ましいものです。
無線従事者国家試験実施基準を見ているのですが、電気通信術のモールス電信の受信に関して見てみると三総通の難易度は一・二総通に比べるとかなり低いように思えてきます(もちろん油断や手抜きをして良いと言う意味ではありませんよ)。
- 一・二総通(各5分間)
- 和文375文字・欧文暗語400文字・欧文普通語500文字→合格点は210点以上
- 三総通(各3分間)
- 和文210文字・欧文暗語240文字・欧文普通語300文字→合格点は190点以上
- 国内電信特(3分間)
- 和文225文字→合格点は70点以上
各問題は100点からの減点法で採点し、合算した点数で合否を判定するため、一・二総通はトータルで90点、三総通は110点落とせるということになります。等しく点を落とすと仮定すると、各問題で落とせる点数は、一・二総通(と国内電信特)は30点、三総通は36点。誤字(3点減点)はせず、脱字(1点減点)だけであればこの文字数を落とせることになるので…
- 一・二総通(各5分間)
- 和文345文字(92%)・欧文暗語370文字(92.5%)・欧文普通語470文字(94%)
- 三総通(各3分間)
- 和文174文字(82.9%)・欧文暗語204文字(85%)・欧文普通語264文字(88%)
- 国内電信特
- 和文195文字(86.7%)
9割受信できればなんとかなる三総通、それより上を求められる一・二総通(国内電信特はこの中間?)。この壁を超えるには、修練を積む以外の方法は思いつきません。敢えて書くなら、和文・欧文暗語をとにかく完璧に受信して得点源とし、高速な欧文普通語を落としてもカバーできるようにするのでしょうか。
今月に入ってから、欧文の受信練習は25WPM、単語間5点、単語長を5文字固定/2〜12文字可変、300文字での練習にしています。これで15〜30文字を落とす状況。和文はまだ定着が甘いので18WPMでもボロボロです(LCWOのMorse Machineで符号を思い出す段階は終わらせて、WabunMorseProでアカサタナの行毎に練習しているところですが、記号類と、数字への対応ができていません)。56.1kg(23:35)