31-Dec-2012
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とりあえず何か〆の話でも書こうかと思いつつ、ドタバタしていたら日が変わってしまったという状況で。

来年も逆風が、それも強いのが吹くんでしょうなあ…

備忘録代わりに書いておくと、GPSbabelのopen(port_name, O_RDWR | O_NOCTTY)はどうも意図的な物って感じですね。

patch: pl2303, linux and gpsserial.c on recent kernelsのやり取りを見る限りでは、(sttyか何かで)clocalの設定を自分でどーにかせいという作者の意図があるようです。これに対して、O_NDELAY抜きではopenでブロックされる場合があるじゃんよという反論がありますが…まさにこの症状で引っかかってるんですよね、OpenBSD上では。

その都度clocalの設定を直せっていうのも随分面倒な話だとは思うんですが、Linuxでは問題にならないってことなんですかね。58.80kg(25:30)

29-Dec-2012
[公報さがみはらの2012年10月1日号を]

こんな風に写真に撮ってみたものの…

timgp2677.jpg timgp2678.jpg

相模原市のweb pageにちゃんと出てるんですよね、川尻大島界地区整備促進事業の詳細が。

整備を行う地区には川尻変電所、八ツ沢線96号および95号鉄塔、都留線251号鉄塔が含まれているのですが、状況によっては都留線の鉄塔が建て直される可能性があるんじゃないかなと考えています。この一帯(都留線255号〜248号)は大正14年に作られたものでもありますし、高さも28mと低いのでもっと高いものに替えてほしいという要求が出てきてもおかしくはなさそうです。

建て替えるかどうかはともかくとして、建物に邪魔されること無く鉄塔が並んでいる光景を見られなくなるのは確実そうなので、今のうちに見ておいた方が良いのかもしれません。59.95kg(15:20)

29-Dec-2012
[MSX版デゼニランド(テープ版)をテープ無しで動かす実験]

THE HOBBIT(RAM 64KBを搭載したMSXでないと動かない、テープ版のソフト)をディスクで動くようにしたパッチに対するリスペクトってことで、こちらもデゼニランドでやったことを晒してみます。テープから吸い出したものをディスクにセーブして、バイナリエディタでごりごりと書き換えてみてください。

各チャプターのプログラムは8200Hから始まっており、最初にSPを0F000Hに設定していますので、これを念のため0E000Hに変更しておきます(よって、CTRLキーを押して1ドライブモードでの起動が必須です)。とはいえ、最終チャプター(ADV5)は0DEFFHまで使用しているため、十分なスタックを確保できているかというと…不安がありますね。

あとは、大体こんな感じの改変をやっています。

LD A,01H; CALL 00EAH(TAPOON); エラーチェック
→ LD A,01H; LD (0FBB0H),A; NOP
CALL 00EDH(TAPOUT)
→ CALL 0177H(NWRVRM)
CALL 00E1H(TAPION); エラーチェック
→ NOP
CALL 00E4H(TAPIN); エラーチェック
→ CALL 0174H(NRDVRM)

幸いなことに、全チャプターを通じてテープ入出力用のワークエリアは同じアドレスを使っているようなので(0F000H〜かな?)、こんな風にテープ入出力のBIOSをそのままVideo-RAM読み書き用のBIOSに置き換えるだけで誤魔化せます。

確か改変した後の物で一通りクリアしたことがあると記憶しているのですが、よくよく見直してみると本当にこれで大丈夫なのかと不安になってきますね。たまたまうまく動いているっぽいけど、みたいな感じです。何かの折に、全編通してプレイした動画でも作れば良いのかしら…59.70kg(14:00)

27-Dec-2012
[あちゃぁ…]

GP-101と併せて入手したBilora Photo Geotagger GT-01、初期不良につき交換してもらうことになりました。輝け!GPSの10周年記念セールで保証無しの特別価格で売られていたために、もしかすると初期不良でもアウトかなーと思っていたのですが…対応して頂けてもうひたすら感謝です。

EX-H20Gの一件に加え、GT-01も初期不良引いちゃう辺り、今年は運が良いんだか悪いんだかもう分からなくなっています。

OpenBSD-5.2のportsに入っているGPSBabel-1.4.3でGP-101(skytraq)からログを取ろうとすると、こんな風にgbser_init()の辺りで止まってしまいます。

uaa@framboise:~$ gpsbabel -D 9 -t -i skytraq,initbaud=38400,baud=38400 -f /dev/ttyU1 -o kml -F test.kml
GPSBabel Version: 1.4.3
options: module/option=value: skytraq/erase="0" (=default)
options: module/option=value: skytraq/targetlocation="" (=default)
options: module/option=value: skytraq/baud="38400"
options: module/option=value: skytraq/initbaud="38400"
options: module/option=value: skytraq/read-at-once="255" (=default)
options: module/option=value: skytraq/first-sector="0" (=default)
options: module/option=value: skytraq/last-sector="-1" (=default)
options: module/option=value: skytraq/no-output="0" (=default)
gbser_init("/dev/ttyU1")

gpsbabel-1.4.3/gbser_posix.cのvoid* gbser_init(const char* port_name)のopen(port_name, O_RDWR | O_NOCTTY)をopen(port_name, O_RDWR | O_NOCTTY | O_NDELAY)とすることでとりあえず動くようになるのですが、もう少し原因を追いかけてみた方が良いですかねえ。少なくともLinux(Debian6)ではO_NDELAY抜きでもきちんと動いていますし。

でも前にも何かシリアルポートを使ったコードで、とりあえずO_NDELAY突っ込んで解決したのがあったような…あんまり大声では言えないのですが、UNIXでシリアルポートを使ったコードを書くときのお作法ってよく知らないんですよね(汗。58.65kg(22:40)

23-Dec-2012
[…]

輝け!GPSCanMore GP-101を入手しました。実はもう一台入手しているものがあるのだけど、初期不良と思われる症状があって現在調査中です。

CanMoreのダウンロードページにはGP-101に関連したソフトウェアがいくつかあるものの、結局インストールしたのはUpdate Google API Key for Photo Tagger(PhotoTagger_38400(I-travel)の更新版?)だけ。内蔵されているUSB-UARTアダプタであるPL-2303のドライバは、Windows7なら標準で入っているから別に入れなくても良いし…というか面倒だったので省略したけどなんか動いちゃったので深くは追求していません。

とりあえず山旅ロガーを走らせたIDEOSと比較してみます。

ログ処理の手順はまだきちんとしたものが確立していません。とりあえず、GP-101付属のPhoto Taggerで吸い出したものをGPSBabelで変換してどうなるか様子を見ているところですが、Photo TaggerからGPX形式で吐き出したものをGPSBableを使ってKML化したものが(個人的には)良さそうに見えます。

OpenBSD-5.2のportsにはGPSBabel-1.4.3が入っているので、時間を見つけてインストールして使ってみたいのと、やっぱEX-H20Gの手軽さは特筆すべきものだなと感じているところです(結局返品が成立し、返金処理となりました)。

あ、写真にジオタグ付けるのはどうやれば良いんだろ…59.85kg(11:00)

15-Dec-2012
[どういうことなんだろう。]

GPSロガー買うかなあと思って色々調べていたら、Bilora Photo Geotagger GT-01なる製品を発見。PENTAX O-GPS1と同じように、カメラのホットシューに付けるタイプのGPS受信機なんだけど、カメラのメーカーをあんまり問わない点が魅力的に映っている(K-7がO-GPS1に対応してくれれば一番良いのに、未だ対応してくれないし…)。

で、これを色々調べていくと、どうもu-blox EVK-CKというCapture & Process Evaluation Kitを商品化したものらしい。EVK-CKの詳細についてはこのページにあるPDF(1)(2)が一番参考になりそうで、要約すると

ということらしい。で、問題はu-bloxのサイトでYUMAに関する情報が消されていることと、YUMAに対するEOL(End Of Life) notificationが11-Sep-2012に出ていること。これも要約すると、

となるか。

要するに、Photo Geotagger GT-01は30-Sep-2015を過ぎたらゴミになってしまうのではないかというのと、AssistNowを使用したソフトウェアが出るのであれば使い続けることができるのか、という点が気になっている。

u-bloxのAssistNowのページを見る限りでは、All u-blox GPS receiver modules/chipsということなので、Capture & Process chipsに挙がっているUBX-G6010-NT/ST(Standalone GNSS chips)なら対応できるはず。EVK-CKに使われていると思われるUBX-G0011-QTは見当たらないのでどうなるんだろう…59.25kg(17:05)

14-Dec-2012
[今年の三大ニュースというと]

ざっくり書くとこんな感じ。

  1. 娘が成長していること。肺炎起こして入院した時期もあったものの、無事に一歳の誕生日を迎えて歩き出している。
  2. カメラの機材トラブルに悩まされたこと。*ist Dsが再起不能になり、GPS/動画コンデジとして買ったEX-H20Gも初期不良で返却する羽目に。
  3. 雑誌に記事を書いたこと。こんな感じの(PDF)。

カメラ+鉄塔探索ネタは今後も続けられそうな気がするけど、プログラム関係のネタが今後も続くかどうかは極めて怪しい状況。まあフリーで良いものが色々揃っている御時世、わざわざ何かをする必要というのも減りつつあるし…?60.55kg(22:10)

12-Dec-2012
[どうもダメみたいです]

修理から帰ってきたEX-H20G、広角側でピントが合わない状況が再発です。

tcimg0128.jpg

※リンク先の画像は14M/高精細(3240×4320)で撮ったものをImageMagickで1536×2048に縮小しています

amazonに交換を依頼しようとしているのですが、在庫が無いみたいなので返品になりそうです。でも修理品は返品できるんですかねえ?

ついでに、再度胸ポケットに突っ込んだ状態(今度はカメラの向きを気にしながら)で取ったGPSログも上げてみます(Google Maps)。京王多摩センター周辺、調布駅周辺は胸ポケットから取り出して電源入れて遊んでいたので、アンテナの向きというよりは電源のon/offが影響しているのかも。

しっかし、このカメラは面白いだけにこういうトラブルは非常に残念。これに代わるものはあるのかなあ。58.20kg(03:50)

09-Dec-2012
[持ち方かなあ]

EX-H20Gを車のダッシュボードに転がして、ちょっと走ってみるとこんな感じ(Google Maps)。

走行コースは、JA営農センター脇→営農センター東側交差点を右折→キャタピラーの工場をぐるりと回って白雨台交差点を直進→キャタピラー上溝線37, 36号鉄塔を見て県道63号→堀之内交差点を左折→上田名交差点を左折→田名工業団地入口交差点を左折→キャタピラーの工場をぐるりと回って営農センター東側交差点を直進→あとは面倒なので省略、ゴールはいなげや。

カメラのストラップを手首に引っ掛けてぷらぷらするスタイルが一番GPSを掴んでくれるとなると、やっぱりアンテナを空にちゃんと向けることが重要なのかなあ。

体重計は電池が切れたので早急に買ってこないと。飲み会太りは回避したい。(21:45)

07-Dec-2012
[だとすると]

IDEOS(U8150-B)の場合はどうなのか、特に電車に乗った場合(ドア/窓近くをキープした場合)でのGPSの掴みはどうなるのかが気になったので、山旅ロガー使ってログ取ってみました。

例によって時刻を示す要素は潰した状態で(とはいえTwitter等を見ていれば行動している時間帯は自ずと知れてしまうのであまり意味は無いですが)、ログをGoogle Mapsに食わせてみます

測定モードは日頃使用しているコンビニ〜橋本駅/五反田駅を降りてしばらくの間と、電車に乗っている間では切り替えているので位置情報の密度が若干異なります。

IDEOSでは電車の中でも比較的掴めていることを考えると、EX-H20Gもひょっとすると持ち方次第では改善する余地があるかもしれません(説明書にはアンテナを空に向けろという記述がやっぱりあったものの、06-Dec-2012のログはカメラを胸ポケットに適当に突っ込んだ状態で取ったので、アンテナの向きはあんまり考慮してなかったんだよなあ)。

こういう、GPSの性能評価(?)というのもなかなかに面白いものですね。59.25kg(04:30)

06-Dec-2012
[修理完了。]

部品故障につきレンズユニットが交換されて帰ってきたEX-H20G、早速試写です。

tcimg0113.jpg timgp2593.jpg

左がEX-H20G、右がOptio I-10…厳密ではないんですが、ちょっとした比較にはなりますかね。どちらも3Mの設定で撮って出しです(回転はしています)。

部品交換により確かにAFが合わない問題は直っていますが、それでもOptio I-10と比べるとAFが合いにくいような印象がありますね。何かを撮ろうとしてシャッターボタン半押し→AF失敗→もう一回半押し→今度はAF成功、というケースが割とあります。

あと、ジャンパーの胸ポケットに突っ込んだ状態でGPSのログを取ってみるとどんな感じになるか試してみました。ログのdescription要素は潰していますが、GPSの捕捉状況を知る参考にはなりますかね…って、ほとんどモーションセンサから得た緑のマーカーが大半で、GPSを捕捉したことを示す紫のマーカーは少ないです。(Google Maps)

前回はストラップ使ってぷらぷら吊り下げながら持ち歩いていたので、おそらく持ち方が影響している可能性があるのではないかと考えているところです(説明書に注意事項として書かれていたりして)。59.00kg(04:00)