28-Aug-2019
[BrandMeisterにホットスポットをつなげる際は]

BrandMeister SelfcareからMy hotspots→HotSpot Securityを"on"→Passwordを設定してほしい、という話がPlease configure a personalized security password for your hotspots!に出ています。設定したパスワードは、MMDVM.iniの[DMR Network]セクションにあるPasswordに記述すれば良いです。

なお、ここで設定したパスワードはサーバ間で共通しているのか、Addressの設定を変えてもログイン可能です。

…何故こんな話を書いているかというと、Please configure(以下省略)の記事にはopenSPOT/Pi-Star/BlueDVでの設定方法が書かれているのに、MMDVM.iniを直接いじる人向けの情報が無いからという理由です。そんなことするような人間ならいちいち説明しなくても分かるだろ?ということなのかもしれませんが。

xlxdのソースを見ているとMMDVMHostからの接続も可能そうなので、MMDVM.iniの[DMR Network]にあるAddress=<XLXサーバのIPアドレス>、Port=62030で試してみました(Passwordの設定は空欄でなければ何でも良さそうです)。

dashboardのRepeaters/NodesでDV Station: JG1UAA-Bとして認識されましたが、Moduleは空欄になっています。通常ならMMDVMHostと同時にDMRGatewayも動作させ、DMRGatewayにXLXサーバへの接続を任せるのでどこかしらのModuleに繋がるような気がしますが、一体どこに繋がっているのやら。

XLXサーバがなんとなく動いていることは確かそうなので、当面はBrandMeisterを聴いていることにします。58.15kg(12:35)

24-Aug-2019
[うわちゃー…]

CanMore GP-101、23-Dec-2012以来今でも時々使っているのですがGPSの週数ロールオーバー問題にぶち当たりました。GP-101に表示されるカレンダーは問題無いのですが。

GPSBabel、OpenBSDのportsに入っているのは未だに1.4.4だったりするので見事に日付が狂います。1.5.4でもダメそうです。最新版(1.6.0)なら対応済みなのでportsをいじってはみたのですが、バイナリが得られてもxmldocのビルドでコケてしまいここをどうにかしないとまとまらない…

とりあえず得られた1.6.0のバイナリでGP-101から読み出したデータを、Google mymapsに上げてみました。ついでに、同じ場所の2年前のデータも出しておきます(2年前は珍しく渇水だったのですが、こうして見ると航路はあまり変わらないんですね…)。59.25kg(22:00)

21-Aug-2019
[DMR機のSMSって]

どういうプロトコルで転送しているのかが気になったので、MMDVM.iniの[DMR Network]セクションのDebug=1を設定してBrandMeisterサーバとやり取りするデータを見てみました。その際に得られたMD-380のログRT80のログDMRパケットを覗いてみるコード(エラー訂正をしないてきとーなもの)を使ってMD-380RT80の様子を見てみたのですが、よく分かりません。

SMSを送信した後、送信対象となった無線機からのACK応答がRT80とMD-380とで異なっており、それによる問題が発生しているのではないかと考えています。どういう応答をRT80が望んでいるのかはRT80同士でSMSのやり取りをすれば分かりそうなのですが、MMDVMHost(JumboSPOT)ではなく何か適当な道具でDMRパケットを見る必要がありそうです。

入手が容易でお手軽に使えそうなDMRパケットアナライザ、あるんですかね…?58.30kg(17:55)

21-Aug-2019補足:よくよく考えてみると、二台のRT80を鳴き合わせてそれを受信するというのは…鳴き合わせ自体が法的に問題になりそうですね(DMR機〜ホットスポット間の通信と同じ)。定常的に運用するわけではなく解析目的のためほんの一時的に使うにしても、違反者は死ね死ね殺せとどこからか石や槍が飛んでくるこの御時世、ちょっと試してみることに対するリスクが高すぎます。

とりあえず、MMDVMHostのDMRNetwork.cppに手を入れて、DMRパケットの中身を見えるようにしたdiffを転がしておきます。実例はこんな感じ。最初からこのdiffを仕込んでおけば良かったか…

14-Aug-2019
[HD1かなあ]

DMR userデータベースを内蔵できてFMラジオの聞ける機種というとAilunce HD1がありますが、SMS互換性については分かりません。防水対応は仕方がないとして。

調べてみると、分解している動画をRetevis Ailunce HD1 GPS dual band 2m 70cm DMR walkie talkie review and teardown.で見ることができ、回路図はСхема Ailunce HD1 (Schematic Ailunce HD1)にあり、FCCID.ioにも多少の資料があるようです。FCC NewsではこのIDは正当なものではないと書かれていますが、これは出力10W/8Wそして電源電圧は7.4Vという資料として見ておけば良さそうです。

回路図は少し妙なところがあり、ロシアのサイトに上がっているものの回路図のB1に电源と中国語で書かれている箇所があること、終段管がRD04となっている点が気になります。三菱RD04のシリーズで10W近く@7.2Vを出せる石は無いはずなのですが…分解動画ではシリコングリスが塗られたままなので、これは分解して調べてみるしかなさそうです。

問題は、実機を手にするお金が無いということなのですが。

HD1の資料をFCCID.ioで漁っていた時に、AMP10526なる無線機の資料を見つけました。オモチャのトランシーバーのようですが、回路図を見るに、BK4802Nというチップ一個(あとは水晶やフィルタだけ)という作りになっているのに驚いています。

BK4802NのデータシートPI4RAZのページにありますが、デフォルトの周波数設定で使うのはかなり厳しく、EEPROMを接続して任意の周波数を設定できるようにしないと使えないように見えます。EEPROMの接続方法・プログラミングについては"SR_T02" Einfache FM-Transceiverbausteine für die Bänder 11m, 10m, 6m, 2m und 70cmを見ると良さそうです。

他にもこの手の、アマチュア無線で利用可能そうな1chipトランシーバーがあるのでしょうか。気になります。60.00kg(19:15)

12-Aug-2019
[BrandMeister(DMR)のSMS]

SMS functions via DMRSMS-Service-Nummern im BM-Netzを見ていると、BrandMeisterのSMSサービスがあるのかということで試してみました。

DMR ID 262993にprivateでメッセージを投げると応答があるということで試してみたのですが、これがまったく応答が無い。BrandMeisterのDashboard/SelfCareから、使用する無線機をChinese Radioに設定していることも確認済。

まさかサーバーの問題じゃないよね?ということでDMR_Hosts.txtに書かれているサーバー全てで試してみたらこうなりましたよ。HELPを投げて応答があればyes、無ければno、サーバ自体に繋がらなければlogin failedです。

ServerIPSMS support
BM__2001137.226.79.121yes
BM_Greece_202181.4.104.120yes
BM_Netherlands_2042213.222.29.197yes
BM_Belgium_2061194.146.121.130yes
BM_France_2082217.182.129.131yes
BM_Spain_214184.232.5.113yes
BM_Hungary_2162185.187.75.192yes
BM_Italy_222280.211.95.98yes
BM_Switzerland_2281128.65.196.21yes
BM_Czech_Republic_230280.250.21.206yes
BM_Austria_232194.199.173.125yes
BM_United_Kingdom_234187.117.229.173yes
BM_Denmark_238185.90.246.225yes
BM_Sweden_240183.233.234.102yes
BM_Norway_242180.89.46.242yes
BM_Finland_244185.188.1.107yes
BM_Russia_250244.188.129.250yes
BM_Russia_2503164.215.71.108yes
BM_Poland_2602195.26.76.59yes
BM_Germany_262187.106.126.49yes
BM_Germany_2622178.238.234.72yes
BM_Portugal_2682193.137.237.12yes
BM_Ireland_272144.155.254.5yes
BM_Bulgaria_2841193.93.24.31yes
BM_Slovenia_293146.54.227.93yes
BM_Canada_3021158.69.203.89yes
BM_United_States_3101107.191.99.14yes
BM_United_States_310274.91.114.19yes
BM_United_States_310374.91.118.251no
BM_United_States_310864.94.238.196yes
BM_Mexico_334172.1.241.232no
BM_Israel_4251109.226.57.187no
BM_Japan_4401150.66.42.231no
BM_South_Korea_4501211.60.41.188no
BM_China_460147.100.76.205yes
BM_Malaysia_502147.254.193.112no
BM_Australia_5051103.230.158.71no
BM_South_Africa_6551154.66.196.131no
BM_Panama_714145.33.8.38yes
BM_Brazil_7242191.252.185.53no
BM_Chile_7301170.239.84.17no
BM_Germany_2622_HAMNET44.148.230.201login failed
BM_Romania_226194.176.6.38yes
BM_Ukraine_255123.111.17.39login failed

ほとんどのサーバーではSMS対応、ただし日本は除く。うーにゅぅ…

なお、TYT MD-380ではBrandMeisterのSMSサービスが利用可能ですが、Retevis RT80ではSelfCareで設定する無線機の種別にかかわらず使用できません。RetevisのblogではVarious manufacturers use different technical solutions, encryption and SMS capabilities may not compatible, such as RT80 encryption cant communicate with RT3 normal encryption. When talking to motor radios, SMS and encryption functions cannot be used properly, because of technical design Problems, non-product issues.(原文ママ)と書いてありますので、プロトコルを解析してどうにかしないとどうにもならない気がします。

DMR userデータベースを内蔵し、防水対応ではなく(防水対応だと分解した後にきちんと元に戻せるか不安)、SMSに互換性があってFMラジオ機能を持つDMR機が欲しくなりますね…そんなものがあるとはあまり思えませんが。58.95kg(14:25)

08-Aug-2019
[どうにか]

腕の固定を外して、とりあえずは元の生活に戻れた感じですかね。もうしばらくの間(夏休みまで)は自転車ではなく自動車通勤を続けて、その後自転車通勤に戻していく感じでしょうか。

ESCAPE R3のタイヤ、後の方が減っているので前後入れ替えてさあ乗るぞーという矢先に転んで腕の骨にヒビを入れていたりするので、自転車に乗る前にまた怪我をしなければ良いのですが…どうなることやら。58.25kg(23:55)