リモートスピーカーなるものをやってみようかと。PulseAudioで簡易リモート再生に書いてあることを自分でもやってみた、というだけの話なんですけど。
- サーバ側(音が出る方)
- ~/.config/pulse/cookieによるアクセス制御はせず、/etc/pulse/default.paにload-module module-native-protocol-tcp auth-anonymous=trueを記述して、pulseaudioを実行(デーモン化はお好みで)
- クライアント側
- PULSE_SERVER=<PulseAudioサーバのIPアドレス> paplay --raw /dev/urandom
sndioについては15-Oct-2022にさらっと書いていますが、まとめ直すと…
- サーバ側(音が出る方)
- /etc/rc.conf.localにsndiod_flags="-L <待ち受け用のIPアドレス> -f rsnd/0" ※-fオプションでsndioの管理下に置くデバイスについては各自の環境に合わせて記述してください
- クライアント側
- aucat -f snd@<sndioサーバのIPアドレス>/0 -i /dev/urandom
sndioのアクセス制御とはちょっと違うなーとか、snd@<IP address>/0の/0の部分でサーバ側の出力デバイス変えられるのかなー(未確認)とか、PulseAudioと比較してみると色々違うものなんですね。どちらを使うにせよ、リモートスピーカーはそんなに難しくないということは言えそうです。
そういえば、OpenBSDのPulseAudio→sndioモジュール、入出力先のsndioデバイスはどう指定するのか気になっていたんですがOpenBSDGuy/pulseaudio-module-sndioに方法が書いてありますね。/etc/default.paに、load-module module-sndio device="snd/0"みたいな形で指定すれば良さそうです(他にも色々な引数があります)。56.6kg(17:05)