信じるに足るだけのものを提供してないんですよ、彼我共に。
(これでも一応)ドライバ屋さん(らしいよ)の目線で書くなら、開発中のボードはどれも疑わしいというのが本音。ボードをテストするためのコードを書いてそれが動いてるっていうなら、そのコードはボードと一緒に渡して欲しいなーというのが正直なところ。
仕様書もどこまでアテにできるか怪しい部分があるしね。和訳が間違ってる、ビットの位置が違う、どっちも嫌だけど…仕様書に書かれていない動作が一番陰険。例えばあるレジスタに0x11を書き込む場合、そのまま0x11を書き込むのではなく0x01, 0x11の順に分けないとダメ(ということが書かれていない)とか。
あと、動かしているうちになんだかよく分からないけど止まる系のトラブルの報告ってのが最近あったな。どうもハードウェアに問題があるっぽいんだけどどの辺りに問題があるかの見当を付けないと確実に自分達が犯人にされる状況って…えーと、新しいタイプのイジメ?
うん、だから実際にモノとか現象を目にしない限り、信用しない。
未来も信用できないんだよねえ。NS16550のようなコモディティならともかく、それ以外は…チップの寿命と共にドライバのコードは捨てられるのが現実だから。
自分の見た範囲ではUSB周り(UHCI, OHCI, EHCIおよび各種クラスドライバ)やATA, NE2000辺りはそれなりに耐えているものの、それ以外で生き残っているモノは無い感じかなー。開発に投じたリソースを考えると、鬱だ死のうという気分になれること間違いなし。
「そういうアンタの所で作ってる製品も信用できない」…はい、否定できません。ごめんなさいごめんなさい。
こんな風に何もかもが信用できない状態だと、自分しか信用しない、というお約束のパターンが発生します。んでもって、あれこれ抱え込んで他人に任せることをしなくなる…これ、自分自身で処理しきれるうちは幸せですが、それを超えた場合は確実に中央線か山手線(あるいは他のお好きな路線)にどうぞ、という事態になりますか。
ちなみに自分の場合、こんな風に書き付けを残さないとやってらんないとか、出かける前に戸締りとか火の始末とか3回くらい確認してしまうので、あんまり自分自身も信用していないんですが…どーすりゃいいんですかね?
という訳で、激しい相互不信という状況下にあることは間違いないと思うんですよねえ。んでもって、コレは簡単に払拭できません。
払拭するとしたら…お互いの面でも付き合わせてわいわいやるなり、双方の手の内を明かすくらいのことは最低限必要でしょうか。ありきたりなオチで面白くないんだけど、コミュニケーションのコストをそれなりに払えってことですね。
ソースコードを公開して誰でも検証可能な状態にするというのは間違いじゃないのですが、単に公開するだけでは誰もいじっちゃくれません。という訳で、ソースをいじってくれるようなsceneを作るというのも必要ですというかそこにリソースを注がないと絶対に失敗します。
14-Sep-2009: 朝昼:いつもの。夕:白飯、プルコギもどき。
15-Sep-2009: 朝昼:いつもの。夕:妻にお任せ(炊き込みごはん、おからの煮物、スープ)。(23:00)