23-Apr-2016
[IC-7200Mを]

既にハムフェア2015でIC-7300が発表され、今年になってから発売もされていますが…買ってしまったんですよ。本当はIC-7200Sが欲しかったのですが、時既に遅しで50WモデルのIC-7200Mです。この機種を買うならオプションのハンドル(MB-116)も付けないとね、ということで当然これも買ってあります。

tp4203735.jpg tp4203736.jpg

確かにこの機種、ハンドルを付けないと非常にイケてない感じがします。しかし、ハンドルを付けてしまうと元の箱にしまえなくなるので困ります。さっさとアンテナを揃えて、運用可能な状態にしろということなのでしょう。

さて、変更申請を出さないと…59.15kg(05:40)

20-Apr-2016
[direwolfべんちまーく。]

direwolfとTNC test CDのTrack 2を使ったベンチマーク、OpenBSD-5.9/i386 + gcc-4.2.1でもやってみました。リファレンスは"gcc 4.6.3 running on Ubuntu 12.04.05. Intel(R) Celeron(R) CPU 2.53GHz. Appears to have only 32 bit instructions. Probably from around 2004 or 2005."です。

ReferenceA8-3820Vortex86EXAtom N270options
52430912318882
183905736373-O2
182925744307-O3
183905702310-O3 -ffast-math
184N/AN/AN/A-Ofast
189915719318-O3 -ffast-math -march=pentium
---985642375-O3 -ffast-math -march=pentium2
12290N/A379-O3 -ffast-math -msse
12299N/A385-O3 -ffast-math -march=pentium -msse
---91N/A374-O3 -ffast-math -march=pentium2 -msse
12190N/A307-O3 -ffast-math -march=pentium3
120925643308-O3 -ffast-math -march=native

Atom N270は2008年くらいのNetBookによく使われていたCPUですが、300秒台が出るなら十分使えると判断できます。これに比べると86duino EduCakeに載っているVortex86EX/300MHzは…壊滅的に遅いです。こういう非常に遅いマシンでどうやって使うかを考えるのは楽しそうですが、素直にRaspberry Pi/2を買ってくる方が建設的でしょうね(Makefile.linuxによれば、Raspberry Piでは890秒前後、Raspberry Pi 2では420秒前後になります)。

A8-3820上でXubuntu 15.10(i686) + gcc-5.2.1を使用した場合はどうなるかについても、見てみました。

options
342
86-O2
87-O3
86-O3 -ffast-math
85-Ofast
87-O3 -ffast-math -march=pentium
87-O3 -ffast-math -march=pentium2
47-O3 -ffast-math -msse
66-O3 -ffast-math -march=pentium -msse
50-O3 -ffast-math -march=pentium2 -msse
50-O3 -ffast-math -march=pentium3
37-O3 -ffast-math -march=native

OpenBSDで-msseオプションを有効にしても時間が全然短縮されず、AMDのCPUってSSEの処理速度が遅いのかな?と思っていたのですが、単にgcc-4.2がSSEを使った最適化が得意ではないからと考えてよいのでしょうね。-march=nativeを使うときっちり性能が向上しています。

最後に、A8-3820上でXubuntu 15.10(amd64) + gcc-5.2.1を使用した場合の結果を。

options
378
96-O1
94-O2
95-O3
100-O3 -march=native
53-O3 -ffast-math
52-Ofast
45-O3 -ffast-math -march=native

こちらも-ffast-mathを使うと性能が向上していますが、i686より速いかと聞かれると「うーん…」と言いたくなる結果です。

OpenBSDでもportsにgcc-4.9.3が入っていますので、これを使えばここまで速くなるかどうかは分かりませんが、システム標準のgcc-4.2.1よりはマシな結果になると期待できそうです。60.10kg(14:10)

15-Apr-2016
[direwolfを試してみる、OpenBSD-5.9で]

サウンドカードさえあればTNCになるよ、というdirewolfなるソフトウェアを試しています。とはいえ、現状ではビルドできるようにするだけなのですが。

Makefile.linuxを参考にOpenBSD向けのMakefile(Makefile.obsd)を用意して、これを呼び出すようMakefileを修正し、これに加えてdwgpsd.cの修正も行う必要がありました。server.cのwarningも修正した方が良さそうですが、これは放置します。差分はこちら

TNC test CDのTrack 2を使ったベンチマークがMakefile.linuxに書かれていたので、動作テストとしてこれを行ってみました。リファレンス(?)では"gcc 4.8.2 running on Ubuntu 14.04.1. Intel Core 2 Duo from around 2007 or 2008."だそうで、A8-3820上のOpenBSD-5.9/amd64 + gcc-4.2.1ではどうなるか…

seconds(Reference)seconds(A8-3820)options
245371
75155-O1
7288-O2
7188-O3
7390-O3 -march=native
4292-O3 -ffast-math
42N/A-Ofast
4095-O3 -ffast-math -march=native

-Ofastはgcc-4.6辺りから導入されているようで、gcc-4.2では使えません。リファレンスに比べるとだいぶ遅いのが気になりますが、25分47秒あるTrack 2をこれだけの時間で処理できるならとりあえず十分でしょう。

これより遅い環境、例えばAtom N270辺りを積んだNetBookとか86duinoだとどの程度のパフォーマンスになるのか、楽しみです。59.50kg(05:40)

07-Apr-2016
[MCRレジスタによるチップ内のループバックが効かないなら]

チップの外でループバックさせちゃえば良いじゃない、ということでシリアルループバックテストの実行方法に書かれたコネクタを作って動作を調べてみました。16-Mar-2016の続きの話になります。


puc0 at pci2 dev 0 function 0 "TXIC TX382B" rev 0x10: ports: 2 com
com4 at puc0 port 0 apic 5 int 18: ns16550a, 16 byte fifo
com5 at puc0 port 1 apic 5 int 18: ns16550a, 16 byte fifo
com5: probed fifo depth: 0 bytes
ahci0 at pci0 dev 17 function 0 "AMD Hudson-2 SATA" rev 0x40: apic 5 int 19, AHCI 1.3

puc0 at pci2 dev 0 function 0 "TXIC TX382B" rev 0x10: ports: 2 com
com4 at puc0 port 0 apic 5 int 18: ns16550a, 16 byte fifo
com4: probed fifo depth: 0 bytes
com5 at puc0 port 1 apic 5 int 18: ns16550a, 16 byte fifo
ahci0 at pci0 dev 17 function 0 "AMD Hudson-2 SATA" rev 0x40: apic 5 int 19, AHCI 1.3

ループバックコネクタを付けているCOMポートにはFIFOサイズに関する表示が消えていることから、一応FIFOは付いていると判断して良さそうです。ちゃんと機能しているかどうかまでは分かりませんけど。58.25kg(05:50)

03-Apr-2016
[公共下水道水準点?の続き。]

下水道のことなら市の下水道課に聞いてみれば良いだろうということで一度訪ねてはいるのですが、調べるのに時間がかかっているようでなかなか返事が来ていません。

という訳で、自分も自転車を走らせて探せるだけ探してみるのです。

とはいえ、なかなか見つけられないのが現実。27-Jan-2016以降見つけたのが4箇所だけ。まずは横浜ゼミナール相模原中央校前とオーケー相模原店の近く。

tp4013678.jpg tp4013680.jpg tp4013684.jpg tp4013682.jpg

横浜ゼミナール相模原中央校前の物は、「B.M.2 120.M973」と書かれた金属プレートが取り付けられており、オーケー相模原店近くのものは欠けています。

tp4013681.jpg

相生三丁目バス停付近と、レグルス・かじや付近のもの。

tp4013685.jpg tp4013686.jpg tp4013688.jpg tp4013689.jpg

とりあえず、ここまでで13箇所。傾向と対策を考えるため、これまで見つけたものをGoogle MyMapsにまとめてみました。矢部〜千代田〜富士見〜相生の辺りに多く見られるようですが、南橋本にもあり、まだまだ探す必要があるように思えます。

これは偶然見つけたものですが、寒川町は町が管理している水準点の点の記をPDF化して公開しています公害:地盤沈下についてのページに埋もれているので探しにくいのが残念ですが、相模原市もこの手の情報を電子化して公開してほしいものです。60.10kg(17:30)