31-May-2002
[懐かしいですね]

PCI接続のFM音源(OPM/OPN)ボードなるものがあるようですね。来栖川電工製の。MSXユーザならきっと、OPLL+SCC版が欲しいと言うでしょうねえ…実際、俺もそう思うし(ついでに、V9958も載せてほしいな、なーんて)。

フレームバッファボード「せりか」も面白そうですね。VHDLが書けるなら、Spartan-II/150搭載PCI開発キットでフレームバッファボード+αを作ってしまえるのでしょうが、残念ながら自分にはそれができません。

でもやっぱり極めつけは新零式計画(仮称)でしょうかねえ…まだ出てこない(もう出たんだっけ?1年以上引っ張ったのでAcorn sceneではかなり叩かれてる)MicroDigital Omegaを彷彿とさせるものがあります。

Acornネタというと、Icon Bar等のニュースサイトを見た方が早いのだけども、USB poduleが出てきそうな雰囲気です。100BASE-TXのネットワークカードはSimtec(ASIXのNE2000互換物) vs Castle(SMSCのLAN91C111)というバトルを繰り広げているようなのですが、 USBもSimtecとCastleとの熱い戦いが繰り広げられそうです。

とりあえず、ここでは写真とかが大量に出ているSimtec陣営の方にリンク張っておきます。A7000/RiscPC用poduleと、ISAバス(!)に接続するタイプの、RiscStation用のカードの二種類があるようです(写真を見てみると、Philipsの石を使っているようですね…型番まではちょっと分かりませんが)。

RiscStationと異なり、RiscPCは独自のインターフェースで接続するマウスを使っているのでできれば早い段階でPS/2変換器買うなり、予備のマウス買うなりしておきたいところなのですが…USB poduleが出ると分かっちゃうと、やっぱりこれが欲しくなってしまいますね。RiscPC関連のハードウェアは発表されてから実際に発売されるまではPC/ATよりも時間がかかる傾向にあるようですので(Omegaも然り、RiscStation Portableも然り)、気長に待つ必要があるのでしょうが。(22:20)

16-Jul-2002補足:Simtecの100BASE-TXカードはAX88796Lを使ってます。

28-May-2002
[Kinetic RiscPCふっかぁぁぁぁぁつ!!]

既に、修理の終わった(?)Kinetic cardが日曜日に届いているのですが、しばらく動かして問題無いことを確認してから復活宣言しようかと思いまして。とりあえず、確認のためにdistributed.net client for RISCOSを3時間×2日、ついでにこれ書いてる今も動かしてます。今のところは大丈夫そうです…今のところは、ですが(油断はしないぜっ)。

早速RISCOSで遊びたいところですが、メインで使っているマシンのHDDを掃除したりUltimaOnlineしたりということで当分の間はおあずけです。

Trident 3DImàge9750でXFree86 4.2の動作が怪しい問題の調査は挫折しました。とりあえず、DACのレジスタを叩いても何も変化しない(Xが動作していないコンソールから叩けばきちんと受け付けてくれる)って辺り、一筋縄ではいかなそうな感じがして====終了====という訳です。まあ、とりあえず使えているから良いでしょう。(19:10)

27-May-2002
[うるせー]

どうも連休中に隣へ引っ越して来た住人が居るらしく、ここ半月ばかり部屋の中の引き戸を閉める音がこちらの部屋にも届いてどたばたどたばたうるさいです。こっちは音に気付いて戸を開け閉めする際(だけでなく、部屋の中の足音も…他の音についてはお互い様だからまあ仕方ないと諦めた)に多少は気を遣うようにしていますが、どうも向こうはなーんにも考えずにのーてんきな生活をされてるようです。さて、向こうは一体いつになったら止めてくれるでしょうか…?(放っておくと増長するに100カノッサ)

てか、思ったね。引っ越して来たor引っ越して来る時は、ちゃんとあいさつしよーぜって。相手が引っ越して来るんだったら、隣に居るんだからそれ相応に気遣えよって牽制できるし、自分が引っ越して来たなら隣は空き家じゃなくなったんだからそれ相応に気遣えよってやっぱり牽制(ぉぃ)。冗談はともかく、まあうるさくしちゃうこともあるからそんときは遠慮無く注意してねーと言っとけばまあそれなりにトラブルは減らせるのは確かだし。

相手から挨拶してくるというケースは極めて稀ってことがよーく分かったので、自分の生活を守るためには先手必勝とりあえず行動すべしってことですね。もう半月経ったので多分手遅れですけど。ぐは。

馬鹿な話はここでおいといて、朝の4時くらいにパソコンの電源とアイロンの電源を入れて、どちらも使えるようになるまでラジオを聞きながらほけーっと待ってるとあまりにもファンの音がうるさくてムカついてきちゃいました。Eden買うのは高くなりそうなので(というのもケースがね…)、手元にあるPentiumIII/933MHzをC3(Ezra)/800MHzに交換して、ヒートシンクだけで運用してみようかと考えてます。

で、どんなヒートシンクがあるんだろって探してみたところ、サーマルコンポーネントの85EXシリーズがよく使われているようですね。メーカー直販のweb page(http://www.fluminum.com/)もあるようです。あと、VIA公認のCOOLERMASTERのDP5FI12(L49.9×W52.2×H44mm), DP5-GN01(L60×W68.6×H40.5mm), DP5-H6056(L60×W56×H39.5mm)でしょうか。

CPUソケット周辺がごちゃごちゃしてるという理由により、COOLERMASTERのDP5-6G11(L60×W59.8×H25)という小さなCPUクーラーを使っているので、この大きさを基準にヒートシンクを選ぶ必要がありそうです。うまく動けば良いのですが。(21:00)

25-May-2002
[色々あった一日]

と言っても、単純に数多くの出来事があったと言うよりは、衝撃的な数少ない出来事によってショックを受けているというか。

八王子のvillage vanguardで『放送禁止歌』(ISBN-4-7592-5410-2)を発見。とりあえず読破。感想に関しては、とりあえず自分の言葉で書けるくらい落ち着いたら書くことにするよ。ちょっとまだ、読んだ内容による衝撃が抜けきってないので。(24:35)

24-May-2002
[うーむ…]

例のTrident 3dImàge9750をXFree86 4.2.0で動かそうという話ですが…試しに今日16bppで動かしてみたら色が変になっているものの、BlackBoxが動いているではありませんか。

…という訳で、これはどう見てもDAC周りの設定で何かトラブルが起こっていると考えて差し支えなさそうです。

ちょこっといじって、動くようになればまあそのパッチを投げるなりすれば良いし、そうでなければ作者に「どうもDAC周りの設定でトラブってるねぇ…なんか手伝おうか?」とでもメールを投げれば良いかと。

という訳で、make Worldしている裏でUltima Onlineして遊ぶのね。(24:10)

23-May-2002
[ちゅーにんぐ]

遅いな〜→ちょっといじってみるか→わぉ爆速♪

てなことを仕事場でやってたんですが、x86でアセンブラ使って高速化するのってある意味博打ですよね…32bitコードが通る物で今思い付くのでも386/486/Pentium/PentiumPro/PentiumII/PentiumIII/Pentium4/Celeron/Nx586/K5/K6/K6-2/K6-III/Athlon/Duron/Cx5x86/6x86/6x86MX(MII)/CyrixIII/WinChipC6/Winchip2/VIA C3がありますし、こいつらの中にはMMXだの3DNow!だのSSE等の拡張命令を使えたり、複数命令を同時実行できちゃうような奴とかまあそれこそいろんな癖がある訳で。

各CPUに合わせたバイナリを吐くようコンパイラに仕事させるなり手でコードをごりごり書ければ一番良いんですが、流石にこれだけのCPUがあるとそういうのは現実的ではない訳で。そうするとある程度の「枠」を作って絞っていく訳ですが…最近のに合わせれば合わせる程過去との互換性を切ることになりますし、かといって過去の物で作ってしまえば互換性は高くなるものの性能を活かしきれない(=チューニングの意味が無い)ということになりまして。

その辺の「サジ加減」ってのが必要でしょうね。今だったら多分MMX Pentium位に合わせて作ればそこそこどのマシンでもイケるんじゃないかと思うんですが、実際のところはどうなんでしょうかね?今時流石にMMXが使えないマシンを使っている(持っている、ではない)人は小数だから切っても良いとは思いませんが、あるんだったら使ってるのが普通じゃない?って思われてもおかしくないような…でもこの辺は下着と一緒で、外から見たら気付かない以上何とも言えんか。

という訳で、風呂入って寝ます。(21:10)

22-May-2002
[GnomeTは]

一日でWindowMaker標準で付属するテーマの一つ、OpenStepにその座を譲り渡したのであった…どうもね、暖色系のデスクトップって落ち着かないんですわ。自宅でも会社でも、コンソールやエディタの背景は濃い青、文字は白。ウィンドウマネージャの枠だの何だのがこれに合わないような配色だと確実に気が散るという訳だ。ちなみに、会社でもWindowMakerを使っているのだけども…家に居ても仕事してるって感じがしてしまって落ち着かない。

さてと、Ultima Onlineで遊んでくるのでこの辺で(今週はUO強化週間です…なーんて)。(20:40)

21-May-2002
[えいやっと]

XFree86のテストだ、ということでSavage4を外して3DImàge9750に換えちゃいました。当然、何故か8bppでしか動かないのでウィンドウマネージャを然るべきものに換える必要があるという訳で…AfterStepにするかWindowMakerにするか(ちょっとだけ)悩んだ挙げ句、WindowMakerにしました。いつのまにか0.80までバージョンが上がっているのでびっくりです。

で、8bppでも使えそうなテーマ(GnomeT)を突っ込んで、BlackBoxでは標準で付いている時計が無くなってしまったからwmclock放り込んでおしまい。やっぱり色がなんとなく変な部分があるんだけど、まあそれなりに使えるのでこんなもんでしょう。速度の違いも分からないし(って、16bpp同士で比較してる訳じゃないから、色数増やしたら遅いとか言い出したりして)。

で、XFree86を16bppで動かした時のログ8bppのログ、んでもって16bpp用のXF86Config(8bppで使う場合、DefaultDepth/DefaultFbBpp/Depth/FbBppの値を16→8に書き換える)を見る限り、特に変なことはやっていないと信じたいんだけどなー。やっぱり16bppじゃ動かないです。

作者宛にメールでもするかのぉ。(20:30)

20-May-2002
[っかしーなー…]

例のTrident 3DImage9750(本当は3DImàge9750と書くらしい)の話。どぉ〜ぅぉ頑張っても16bpp/32bppでXFree86 4.2が動いてくれません。動くのは8bppだけ。

blackboxは8bppで使うと(標準添付のテーマは)実用には苦しいものがあるので、最低限16bppで動いてくれないと困るんですがねえ…ウィンドウシェード捨てて、twm辺りに逃げ込むという手があるにはあるけどさあ。

一応、AfterStepを8bppで使うためのhow-toなんてのもあるから、まあ設定如何ではイケるのかも

というかなあ、Savage4の表面に熱伝導テープで貼り付けられてる放熱器が自重でずりずりと鉛直方向下向きに下がってきてるっていうのが一番問題だよなあ。ずっと前に元の位置へ戻したはずなのに。

こうなったら、あれだ。Eden積んだベアボーンだ(違うって)。(20:45)

19-May-2002
[図書館で借りた本]

今日は返しに逝ける^H^H^H行けるかなあ…返せなかった場合は、延滞になってしまうんだけどまあいいか(良くない)。(11:55)

延滞モードに突入。やっぱり返せなかった。(21:15)

技術屋の復権(長谷川慶太郎・唐津一/オーム社、1999年 ISBN4-274-02413-X)
表題の、「技術屋」という文字の上には「エンジニア」というルビが振られている。唐津一の書いた本はどっかで読んだなーと思ったら、05-Aug-2000の日記にある『「ものづくり」を忘れた国は滅ぶ』だった。
で、今回読んだ本は…最近のデフレ傾向を切りぬけるにはリストラではなく、R&Dで技術を磨くしか生き残る術はないんだよん、戦争が終わって技術が軍事利用を前提としたものから民生利用を前提としたものにシフトしたんだし、IT化により技術の変わるスピードも極端に速くなったしね、という話。
技術屋が読むには何となく安心&ちょっぴり癒されるかもという気がしなくもないけども、なんとなく「ちょっとそれお気楽なこと言ってません?」と思えるような部分もちらほら。
ジャパンアズナンバーワン(Ezra F. Vogel著・広中和歌子・木本彰子訳/TBSブリタニカ、1979年)
今更何が「Japan as No.1」だよ、「Japan was No.1」じゃねーの、ぃゃ、そもそも「No.1」ってこと自体間違ってるじゃん…というのはさておき。
原書と訳書の同時公開ということで、どっちも1979年の本。という訳で、内容もその時代より前、いわゆる「古き佳き日本」の姿が描かれている訳だ。バブルで汚されることもなく、おそらく成長による夢と希望、そしていくばくかのモラルが残っていた頃の日本、がね。
「第十章 教訓――西洋は東洋から何を学ぶべきか」の「4 成功後、日本のモデルは生き残りうるか」に書かれていることが今まさに起こっているこの国の現実と言える。引用すると、「高度成長時代には、外国の豊かな国々に追い付け、追い越せというビジョンが、社会全体に明確な目的意識をもたせた。しかし、その勝負で勝利を収め、ビジョンが実現された現在、日本には今後のはっきりした方向性がない。悲観論者たちによれば、ビジョンを達成する過程では、人々には楽観的な態度や秩序や勤勉さがあったが、これからは、豊かな欧米社会がたどったと同じ道を歩むことになるだろうという。
当時、この本を読んで日本がこうなってしまうと思った人がどれくらいいたんだろうね。そして、手を打とうと思った人がどれくらいいたんだろうね。流石に、現在こうなると予見できるんだったら何故対策を立てなかったんだと当時の人間を責めるほどお子様ではないが(でも責められても文句は言えないだろうな)。
エニアック〜世界最初のコンピュータ開発秘話〜(Scott McCartney著・日暮雅道訳/パーソナルメディア、2001年 ISBN4-89362-183-1)
自分がガキだった頃、エジソンだのキュリー夫人だの野口英世だのの伝記を読めなんてよく言われていたものだったけど…最近の、何か歴史上に残る発明なり発見なりをした人の伝記ってのはあまり見かけない(せいぜい〜1950年止まりじゃないか?)と思う。
多分、この本はその答えとなるんじゃないかという気がする。もう、一人で発明なり発見なりする時代は終わり、何らかの属性を持ったグループがそれを行う時代になったのだと。だから、特定の個人に注目しその個人そのものを描くのではなく、グループに注目してそれに属する個人達を描くようになった、と。
内容については、読めば分かる話なのでここでは書かないでおこう。
日本が嫌いな日本人へ(呉善花/PHP研究所、1998年 ISBN4-569-60287-8)
どうも、日本人以外の目から見ると日本という国はまだまだ捨てたものではないらしい。この本でも、次の『喪失の国、日本』でも、そういう印象を著者達は持っているようだ。しかし、1998年の時点ではまだ救いようがあったとしても、果して現在ではどうなのか、意見を聞いてみたい気がする。
『Japan as No.1』でもあったのだが、どうも富める者はますます富み、貧しき者はますます貧しくなる…ついでに中間に位置する者も貧しくなる、というのが米国の流れで、日本もこれに倣うのは確かなようだ。「一億総中流」が未だ有効であれば、その一億は全て没落すると。
まあ、自身喪失気味な日本人にとって気休めにはなるかな。
喪失の国、日本〜インド・エリートサラリーマンの「日本体験記」〜(M. K. シャルマ著・山田和訳/文藝春秋、2001年 ISBN4-16-357080-2)
これは図書館で借りるだけでなく、本屋で実際に買うべきだなーと思った本。電車の中で読んでいて、目的の駅を過ぎてしまいそうになるくらいだったし。インドのエリートサラリーマン(赴任して最初の歓迎会が赤坂のてんぷら屋という辺り、少なくとも相当の身分を持った人間と考えて良いだろう)だった著者が、日本に1年8ヶ月滞在して何を考えたかが書かれている。
「アッシー君」「メッシー君」だの「公園デビュー」だのに対する冷ややかな記述は読んでいて痛快だし、15章の「発情する少女たち」についても若者文化と消費文化の関連を指摘している辺り、よくぞここまで書いてくれたと思うくらい。
あとがきにある「われわれはいま、努力という言葉に潜むカースト意識から解放されなければならない。」という一文は非常に重い。確かにそれができればやっているだろうし、自分もそうありたいとは思うのだが…一人でもその意識に縛られている人間が居て、それがその意識を周囲に強要し続け、その尺度で判断し続ける限り、それを放棄することは自殺行為に等しいと自分は考えるのでねえ(俺は弱いのだよ、だからあんまりいじめるな)。
18-May-2002
[超漢字R3.010でベンチマーク・スクロール編]

もう一つのベンチマークは、全画面表示にしたコンソールで適当に長いファイルを表示させるのにかかる時間の測定です。…と言っても、手元にストップウォッチがある訳ではありませんので、mkf start;tp -a 20020517b.txt;mkf endとやって、startとendが作成されたタイムスタンプから時間を計測しています(誤差が2秒くらい出てしまいますが、おそらく許容範囲でしょう)

解像度等の条件はB-Bench編と同じです。ただし、下表で(fail)となっている部分は何故かテスト中に画面がブラックアウトしてしまってテストが完了できなかった項目です(i810の8bppでもブラックアウトしてしまう障害は発生していますが、二度目のテストで測定値が取れたので掲載しています)。

チップi810GeForce2MX3DImage9750
主メモリバッファありなしありなしありなし
1024×768/8bpp 0:01:270:02:200:01:360:07:170:02:210:07:58
1024×768/16bpp(fail) (fail) 0:02:270:11:270:03:570:12:35
1024×768/32bpp(fail) (fail) 0:04:240:21:290:07:290:25:55

i810に関しては、リフレッシュレートを60Hzとした場合でも測定しています。というのも、リフレッシュレートを抑えた場合には75Hzの場合のようにブラックアウトする問題が起こらなかったからです。

チップi810
主メモリバッファありなし
1024×768/8bpp(60Hz) 0:01:260:02:20
1024×768/16bpp(60Hz)0:02:170:03:04
1024×768/32bpp(60Hz)0:04:390:05:14

主メモリバッファを使用しない設定にした場合、i810は他のチップに比べると良い結果を出しています。しかし、この設定は主メモリバッファを使用した場合の結果に比べるとどれも低速で、特にi810以外のチップでは劇的に遅いと言えます。

主メモリバッファを使用した場合、直接比較可能な8bppの結果では、i810が高速という結果が出ています。

i810の8bpp(75Hz)と8bpp(60Hz)の結果を比較して、それ程違いが無いことからi810の8/16/32bpp(60Hz)と他のチップの結果を比較した場合、主メモリバッファを使用した場合の32bppを除いてi810が優位です。ですが、本当に高速かどうかはリフレッシュレートを60Hzに設定したGeForce2MXでテストを行う必要があります(面倒なのでやっていません、ごめんなさい)。

この結果から色々な考察を書くことはできそうですが、敢えて書かないでおきます。強いて書くとすれば、色々な項目でテストできる標準的なベンチマークソフトが欲しいということでしょうか。(21:05)

18-May-2002
[超漢字R3.010でベンチマーク・B-Bench編]

という訳で、超漢字の描画があまりにももっさりしているのが気になったので調べてみました。テストに使用したマシンの構成(通常使用している状態)はこんな感じ。

abricot (PC/AT)

MainboardZIDA TX810E (Intel i810E chipset)
CPUIntel Celeron 1GHz (at 100MHz x 10 = 1GHz)
MemoryPC/133 SDRAM 256MB(CL=3) x 2 (total 512MB)
VideoPowerColor CMX6P-TV (nVIDIA GeForce2 MX400, 64MB SDRAM, PCI)
Sound(on board)
NICCorega FEther PCI-TXS (Realtek RTL8139C, 10BASE-T/100BASE-TX, PCI)
HDDQuantum Fireball CX 20.4AT (20.4GB, 5400rpm, 512kB buffer, IDE)
FDD(unknown) (3.5inch 2DD/2HD)
CDDHITACHI GD-7500 (40x CD-ROM/12x DVD-ROM Drive, IDE)
OSMicrosoft Windows98 Second Edition
Personal-Media B-right/V R3.010

でもって、ビデオカードを使用中のGeForce2 MX400、オンボードのi810、先日購入したノーブランドのTrident 3DImage9750(4MB SGRAM, PCI)に交換して試しています。日記の表題にあるように、使用したベンチマークソフトは技術屋きさらの箱庭の図書室にある、B-Benchです。

解像度は1024×768/75Hzに設定していますが、3DImage9750はVESA BIOS2.0のためBIOSの標準値…86Hzのインターレースモードで動作してしまいます。ただし、使用したモニタはインターレースモードに非対応な(映るには映るが、見ていると気分が悪くなる)ので、3DImage9750のリフレッシュレートの値はあてにならないかもしれません。

で、B-Benchを使用して測定したDISPLAY描画回数(point)をまとめたものがこれです。

チップi810GeForce2MX3DImage9750
主メモリバッファありなしありなしありなし
1024×768/8bpp 1506206313801790899 1064
1024×768/16bpp719 1014708 920 453 536
1024×768/32bpp313 457 363 475 230 273

32bppにおいてGeForce2MXがi810を上回っているものの、それ以外ではi810の方が良いスコアを出しています。また全体的に、主メモリバッファを使用する設定にした方がスコアは悪くなっています。

もう一つのベンチマークテストについては、また後で。(11:20)

17-May-2002
[ベンチマークしてみる]

GeForce2MX400 vs. i810 vs. Trident 3DImage9750でどれが一番速いのかなーってことで、超漢字におけるベンチマークをやっておりました。で、こんな時間。

3DImage9750に載ってるVESA BIOSの1024×768はインターレースモードだったとか(CRTの画像でインターレースかどうかを見分けられない程目が悪くなったってことだな>俺)、手元にあるi810機はトラブル起こしまくりとか(派手に画面がちらついて、テスト中に灰色の画面になってしまったこととか、75Hzのリフレッシュレートでテストするといきなりブラックアウトするとか…)、まあ色々ありました。色々と。

ついでに3DImage9750をXFree86で使ってみたのですが、いくらXF86Configで指定しても1024×768/8bppが限界でした…1024×768/16bpp出ればしばらくテストしてみようかなーとも思うんですけどねえ。残念です

という訳で、だいぶ酔っぱらってキーボードの入力も怪しくなってきたので寝ることにします。mozilla 1.0 RC2もなんとなく不調(DNSを引くのに時間がかかってる?w3mだとさくさく動くのに)な感じだし。(25:05)

15-May-2002
[あ、Matroxね…]

soara氏の日記へお返事。

Parheliaはちょいと前からPROMで話題になっていました。また、値段が高いみたいな話も出ていたので「ああ、Matrox信者だったら多分買うんだろーなー」位の認識しか持っていません。まあ、nVIDIA vs. ATIというあんまり面白くない状況を打破してくれそうなので、そういう意味では注目しています(あと、3DLabsとかSiSとかもね…VIA/S3はどーすんのかなあ)。

個人的には、XFree86や超漢字向けに2Dが死ぬ程速くてモニタとの相性が良い、んでもって消費電力と発熱の少なくて安価なグラフィックカードが欲しいところです(超漢字の描画が高速、というのがミソ)。

で、先日買った3DImage9750のお話。起動時にTridentのロゴが表示されるのはなかなかお茶目です。昔(ISAバスの時代)のVGAなんかだとピンク色でBIOSの名称が表示されるとか、BIOSの名称にグラデーションがかかってうにうに動いていたりとか、今は亡きDiamond Multimediaのは青地に白でカードの名称が表示されたりという、自己主張の強い奴が多かったんですが…なんかそれを思い出しちゃいますね。

チップの世代が世代なだけにVESA 2.0なのは仕方無いんですが(これを言ってしまうと、少し前に買ったOTI-64111はVESA 1.2)、確か1024×768と1280×1024が75Hz位出てたように記憶しています。気のせいかもしれませんけど。…この辺は時間があったら、また調べておくことにしますかね。

あと、ずっと前に買ったMacronixのMX98715AECは超漢字 R3.010でも動くようです。これもちょっと試しただけなので無責任な報告モードになって申し訳ないんですが。ただ、超漢字の動作報告ページ・LANアダプタの項目にも書かれているので動く可能性は多分あるんでしょう(やっぱり無責任)。

でも、PC/ATの部品はともかくとして、RiscPCの部品を何とかしないとなーと思う今日この頃。修理のためにKinetic CardをCastle-Technology宛に送ったのは良いのですが、もしKinetic Cardではなくマザーボード本体が逝っている場合はどうするのかなーと考えると頭が痛いです(予備機としてRiscStation Portableを買うのはどうだ?なんて話が今日の昼休みにありましたが…そこまでお金出せませんって)。

とりあえず、Castleからの返答を待っている間にCPU board(podule?)を探してみようかなあ。StrongARMの載ったのは高いから、ARM7の載った物を。(21:00)

家計簿付けていたら、セール品の60円のパンが100円で計算されていた…ぐぁ〜っ、40円返せ〜>いなげや福生銀座店(怒)(21:05)

12-May-2002
[掲示版の書き込みを日記で返答する反則技を使ってみようか]
自作がはやっているのはマニアのお遊びばかりではなくて
メーカー品が詐欺パソばかりなので
もう自分で作るしかないのです。

この話、当たっていますね。実際自分もそういう理由で自作機使ってますし。

詳細は敢えて書きませんが(こちらとしては消費者を保護するために警告の意味で書きたいのですが、業務上の守秘義務もあって書くことができないのです)、大手メーカーであればあるほど変なトラブルを起こしがちというのが私の経験です。まあ、Windowsが載った状態で製品としている以上、それさえ動いてしまえば他のOSが動かなくたって問題はありませんし、むしろそれ以外のOSを載せることを改造とみなしてサポート対象外とする、というのが彼等の言い分でしょう。

じゃあ、どうすれば良いのか?

残念ながら、何らかの企業に勤めているエンジニア一人では何もできません。マシンの問題に関する情報を知っていたとしても、公開することは括弧書きの理由によりできませんし(たとえ断片であったとしても、です)、メーカーに障害を報告したとしても「どっかの目ざといエンドユーザがわーわー騒いでいるだろう」程度にしか扱われません。また、仕事の範囲で対応するにも限界があります…被害者意識丸出しな文章ですが、Windows以外のOSが置かれている現実とはそういうものなのです。

ですので、このような状態はユーザが打破するしかないのです。

マシンの中に使われている部品全てのデータシートを読み、アセンブラを覚えてBIOSを読めるようになれとは申しませんが、最低限、自分のマシンにどのような部品が使われているか、どのようなソフトウェアが常駐しているかくらいの知識は持つようにして下さい。

もし、自分の使っているマシンで運悪くソフトウェアが動かない問題が発生した場合、大抵の場合はソフトウェアを製造した人なり企業なりに連絡して対策を講じてもらうことになります。その際、不具合が発生したマシンに関する情報は問題解決のための大きなヒントとなるのです。アプリケーションの場合は常駐しているソフトウェアによって不具合が起こることもありますし、デバイスドライバの場合はハードウェアの組み合わせによって問題が起こることがあります。いづれにせよ、単に「なんだか調子がおかしい」では担当者が困るのです。

また、発生する条件が明確で致命的な不具合が発生した場合は、その詳細な情報をメーカーに知らせるだけでなく人の多く見ている場所で公開するようにして下さい。自分自身を救い出すことはできませんが、他のユーザが同じ不具合による悲劇を引き起こすことを防ぐことはできるのです。

この世界は知名度と発言力の大きな者が勝ち、敗者は一瞬のうちに藻屑と消える世界です。自分が使いたいものを使い続けるためには、それを使い続けたいという意志を明確に表示し、周囲に思いっきり知らしめる必要があります。web上で書く、メールのシグネチャに添える、何かのネットワークRPGのギルド名に使ってみる等、方法は色々あるでしょう。そして、使い続けたいと思う製品を買い続けるなり、フリーウェア等であれば作者にメールを書く等して、作り手側にユーザの存在をアピールして下さい。

使い手が作り手側に全てを依存する時代はとうの昔に終わっています。作り手と使い手が協調し、より良いものを作り出していくことでしか双方が生き残る術はないということをよく認識して下さい。(22:50)

12-May-2002
[朝マックしてみようと]

駅前のマクドナルドへ行く。時刻は10:15。

朝マックは終わっていた…

ところで、こっち(関東地方)では「そ〜んな時は朝マック♪」というCMソングが流れてるんですが、関西だと「そ〜んな時は朝マクド♪」になるのでしょうか。それとも、そもそもそんな物は存在しないのでしょうか。ちょっと気になっています。

夕食は久し振りに自炊しました(金曜の夜から今日の昼までは外食だった)。店の味には決して及ばないのですが、自分で作ったカレーの方が何故か落ち着いて食べられるんですよね…食物の味よりも、「自分の家」で食べているという安心感を味わっているのでしょうか。(20:45)

11-May-2002
[Akiba wandering]

イカれた日記書き続けるのもあれなので、久々に秋葉放浪記でも。目当ての物は特に無しで、放浪することが目的。

巡回経路は、ラジオデパートB1F→パチンコ屋周辺→LAOX BOOK館裏のソフマップ→クロスオーバー→(湘南通商は準備中)→ソフマップ7号店だったかな→フリージアサポート200%→OVERTOP→(ガード下のチムニーで昼飯)→じゃんぱら秋葉4号店。

ラジオデパートB1Fで30/72pin SIMMが大量に出てたのと、LucentのQuadraBus(OHCIを4つ載せた、豪勢な4port USB1.1ホストコントローラ)が載ったカードが\2,980(税抜)で出てた。QuadraBusに手を出してみようかと思ったのだけど、1個のチップに複数のOHCIが載ってるのは最近流行りのNEC製チップを載せたUSB2.0なカードも同様なので、パス。

OVERTOPで、Tridentの3DImage9750を載せたカードを発見。今時4MBのPCI物なんて海外から個人輸入するしかないのかなーと思っていた矢先に発見。という訳で反射的に(ぉぃぉぃ)捕獲。お値段は\2,480(税抜)。ちなみに、店の人の話では「あんまり売れてないなあ」だそうで。とりあえず動きゃ良い的な目的だとこれくらいの方が便利なんだけどねえ…PCIだから今時のマシンだったらどれでもささるし。

じゃんぱら4号店で、PCIのPermedia2なカードがAGPと書かれていたので、店員さんに「これ間違ってなーい?」と聞いて見せてもらう。お値段は\1,480(税抜)と遊んでみるには悪くない。確かう〜さんとこのビデオカード画質改善のページで書かれてたのって初代Permediaだったんじゃないかなーと思って「今度来た時にまだ残っていたらね」と言って店を出たんだけど…いーんだよ、あの基板にはメモリ周辺にジャンパーが這ってたし、別の所でマトモなやつを見つけてやるよ(逆ギレ)。

そういや、フリージアとかOVERTOPのあるあの通りの露天風な店がなかなか良いっすね。妖しげな物が多くて。個人的には、入手し損ねて悔しい思いを未だにひきずっている、Windows 3.11 for Workgroups辺りが出てたら何も考えずに買ってしまいそう(でも使い途、ないよな)。

…って、ここまで書いたのを冷静に読み直してみるとやっぱりイカれてるな、俺。という訳で、ここから違う話題にするか。

実は、午後から技術士会の研修会があったのでそれに参加するために都心へ出てたという訳。技術者たるものやっぱ特許取ってナンボなのかねーとか、今居る環境じゃちょっとそれって難しいのかなーとか、特許取らないと二次試験通らないのかなーとか色々悩んでたんだけど、まあ思い詰める程悩まなくて良い物らしいということが分かったのが収穫かなあ(でもやっぱり一つくらいは取っておいた方が良いんだろうな、自衛のために)。

あと、一番最初の発表でPowerPointを動かしてたWindowsマシンの調子が悪くなり、前半の発表者は全員レジュメを使って発表することになったという…流石Microsoft製だっ、というシーンがあった。誰かMagicPoint使って発表する気骨のある奴ぁおらんのかー?とか心の中で叫んでみたりして。

しかし日本技術士会ってのも凄い団体で、たとえ非会員でも一次試験通ってるからって理由で研修会に来ませんか?って手紙送ってくるんだよね(というのも、試験を行ってるのがこの団体だから)。これが日本薬剤師会だと、日本薬剤師会に加入=居住地or勤務地の都道府県の薬剤師会に加入ってことになるんだけど、とりあえず東京神奈川の入会条件とか見てると俺みたいに免許だけ持ってて調剤に従事してない人間を拒んでるようにしか見えないし(宮城県薬剤師会の入会案内には在宅会員って区分があって、単に免許持ってるだけの人間にも門戸開いてるから、全てが閉鎖的という訳でもないんだろう)。

なんかねー、屋根に登ったら何時の間にか梯子を外された気分だね。(21:25)

10-May-2002
[不思議ちゃんですか]

キャラミルはねえ…type 4でした。これに対する周りの反応は「ぜってー嘘吐いてるぜコイツ」だけど。

それにしても、ここってsponsord by Recruitなところがかなり嫌な感じなんだよね…っつーか、ここに限らず占い系サイトとかって個人情報集めて売ってるんじゃねーかと疑いたくなるようなところ、多いし(そう簡単に売れるような情報が取れるとも思えんが…)。

最近思うことはねー、「ルールを変えることができるのは、このゲームの勝者のみ」っていうゲームかなあ。ゲームである以上、誰もが勝者を目指し、自分の都合の良いようにルールを変えたいと思うのは当然のこと。そしてゲームである以上、そのルールに従って行動しなければ失格するのもまた然り。

困るのはね、ゲームで勝手に遊んでてくれるんだったら良いんだけど遊びたくない人にまでそのゲームに参加しろって押しつけて来る連中なんだよなー。しかも、そいつらはそこそこ有利な立場にいるおかげで新しく参加した連中をカモにしようと目論んでたりするし。

あと、「そんなフザけたルールなんてぶち壊したる!」って意気で参加した連中ね。こういうのって、何時の間にかルールに染まって自己中になるってパターンなんだよなあ。

誰だよ、こういうゲーム考えたのは。(18:35)

08-May-2002
[あーあ、やっちゃったよ…]

これで少なくとも敵が1人は増えたな(苦笑)

それはさておき、松屋で牛めし・ねぎだくで頼んだはずなのに汁だくで来たのは一体どういうこと?野菜を少しでも多く摂取しようとした俺の野望は見事に打ち砕かれた、っつーか。(20:55)

06-May-2002
[という訳で、Kinetic cardがおかしいかもしれないから]

ちょっと送ってくれとCastle-technologyからお返事。メールのタイムスタンプが5日(日曜日)になってるのを見ると、逆にこっちが落ち着かなくなってしまう…頼むから、日曜日くらいは仕事せず休んでくれよと。

そういや、「今年のゴールデンウィークは有意義に過ごせましたか?」とかマスコミがほざいていますが、大きなお世話って感じですね。何で皆揃って休んで皆混雑した場所へ移動して皆ムカつく思いをせにゃならんのかと。

さてと、夕食食べて風呂掃除して寝よーっと。(18:05)

05-May-2002
[図書館で借りた本]

今回借りたのはこんな感じの本。(13:55)

薬剤師のクスリの飲み方(秋葉保次・佐谷圭一・児玉育也/はまの出版、1990年 ISBN4-89361-115-1)
そのまんま。薬剤師がどのように薬を飲んでるか、について書かれている本。でもなあ、「解熱剤はスポーツドリンクで飲む」っていう記述には疑問。解熱剤くらいならまあ許されるのかもしれないが、抗生物質をスポーツドリンクで飲むような人が出てきそうでちょっと心配だ(overclockを人に勧めるような感覚で書かれても、おにーさんは責任持てないよ…)。
古代朝鮮語で日本の古典は読めるか(西端幸雄/大和書房、1991年 ISBN4-479-84017-6)
前に読んだ、『日本語の悲劇』を糾弾する本(表題は反語表現という訳)。全編を通して読んだ後に「我々日本人にとって、貴重な文化遺産である過去の日本語や、世界に類例の無い、大部な歌集『万葉集』を、本書で指摘したように、低級な能力しか持たない著者達の思い付きとこじつけによって、汚され、踏みにじられていることを、日本人として、もっと真剣に受け止めるべきではないかと思っている。」と書かれているあとがきを見ると、著者は日本語に関する知識が欠如した人間(特に韓国人)に日本の古典を読まれることを非常に嫌っているように思える。
また、この本はやたらと「能力のなさ」だの「低劣」だのの文句が踊っており、読む者を非常に不快な気分にさせる(なにしろ、自分も国語の成績は悪い方であり、日本語の知識が欠如云々と書かれると「余計なお世話」と言いたくなる)。書くのであれば、著者と批判される本の著者との知識比べではなく、単純に理論の穴を突くだけに留めておいた方が遥かに説得力が増すのではないか。
大原照子のシンプルライフ術〜少ないモノで気持ち良く暮らす(大原照子/大和書房、2002年 ISBN4-479-78093-9)
この感想を書くのは難しい…というのも、現在の自分の生活がまさに表題の通りだから。ただし、単純に少ない物で気分良く暮らすということが書かれているのではなく、老いた時にどう暮らすか、その一つとしてこういう歳の取り方が素敵ではないか、ということが書かれている本である。著者のような、「まだまだ若い者には負けん!できる限りのことは自分でやるわい!」という気骨のある老人は大好きだし、自分もそこまで生きることができるのであれば、そうなりたいものだと思う…という感想はかなりずれているが、まあそれに近い物はあるはず。
YS-11〜国産旅客機を創った男たち(前間孝則/講談社、1994年 ISBN4-06-207134-7)
一つの国産技術に関して綴られた物語。「エンジニアリングは高度な妥協の産物」だったかなあ…引用文を正確に思い出せないのだけど、そんな感じの文章があったはず。
YS-11に限らず、この国に於ける技術系のプロジェクトってのは大抵「金が無い・技術が無い・周囲の理解が無い」のないない尽くしからスタートし、芽が出なければ土ごと焼かれるし、芽が出ても踏み付けられるし、運良く少し育っても誰も肥料を与えないというのが運命のようですね。まあ、この国は(主導するのが国であれ民間であれ、)技術系のプロジェクトっていう種を撒いても育たない土地なんでしょう。むしろ、どっかから技術の実を買ってきて、塩漬けにするとか天日干しにするとかして加工する方が向いている、っつーか…って、その事実に気付くのが遅すぎないか?>俺

どうでも良いけど、ですます調とであるだ調が混在してるのって恰好悪いですね。直す気力が無いので放置状態にしておきますが。(22:00)

05-May-2002
[今度は一体何事よ…]

POST時、部分的にメモリが認識された状態でコケると#00ff00になるようですが、全てのメモリを外して起動すると#00ffffとなるようです。

post screen at POST of RiscPC --- all RAMs are dead...

実家に戻り、486DX2/66マシンからひっぱがしたSIMMを乗せてみましたが、事態は変わりません。手持ちのSIMMと元々付いていたSIMMを比べているうちに、上記のような画面になってしまいました。どうやら、完全にオシャカになってしまったようです(号泣)。

うーん、本当に困りました…(12:25)

03-May-2002
[ありゃ…green screenって何よ]

折角Acorn C/C++も届いたし、じゃあ動かしてみないとね…と思って電源を入れたら、Power On Self Testの一番最後に表示される緑色の画面で固まってしまってRISC OSの起動画面まで進みません。

green screen at POST of RiscPC

うーん、困りました。何をやっても動きません。運良く動いたと思っても、ウィンドウが黒く表示されたり画面が荒れたりととても使えるような状況じゃありません。

さて、どこがヤラれたんでしょうかねえ…一応Castle Technology宛に連絡してはみましたが、どうなることやら。(13:20)

返事がきました(最近、日本←→英国間のe-mailはきちんと届くようなので有難いです)。メモリ周りのトラブルらしく、Kinetic card上のSO-DIMM、マザーボード上のSIMMとvideo-RAMのどれかがおかしいのでは?とのことです。video-RAMとSO-DIMMは外しても動作する筈なのですが、両方外しても動きません。ということは…犯人はSIMMなんでしょうかねえ。とりあえず、予備のSIMMを実家へ戻って探してみることにします(でもFastPageな物はあったかなあ)。

そういや、上の写真に写っているモニタも修理する必要があるんです。電源スイッチが壊れて電源が入らなくなったとか、その応急修理をした際に何故かチップ部品が落ちてきたとか(きちんと取り付けられていればこういうことは無い筈なのだが?)。前に三菱電気へ電話して聞いたところ、基本工賃が\17kで期間は1週間程度というものでした。どうしましょうかねえ。(19:45)

えーっと、30-Apr-2002の日記に「連休なので〜」なんて書いてますが、暦通りに仕事しております。世間様が10連休とか色々騒いでいる以上、日記書くのサボって気分だけ味わってみようかと思っていたのですが…無理みたいですね(苦笑)。

最近、公私共に英語でメールを書くことが増えているのですが、文字コード関連の話を英語でやるのはかなり荷が重いです…むぎゅぅって潰されそうな。(22:50)

01-May-2002
[うがーっ]

折角日記の更新サボろうかと思ってたのに…

Acorn C/C++届きました。これからマニュアルに目を通そうかとは思っていますが、多分連休全部使っても読み切れないと思います。マニュアル読むよりも、ディスクのバックアップを取ってからインストールしてサンプルプログラムを読んだ方が良いのかもしれません。

でも、RISC OSで、FD吸い出してdisc imageに変換するPD/Freewareってあったっけ…UK mirror serviceのhensa-micros/local/riscos/辺りでもうろちょろすれば見つかるかな?なにしろ2HD一枚が1.44MBじゃなくて1.6MBとか変則的な容量なので、それなりの手段でバックアップ取らないと死にます。マジで。

で、masakazu先輩の日記で、「どう?」って聞かれてることへのお返事。「どう?」って聞かれてもねえ…

基本的に、ああいった窮屈な物は嫌い。ついでに、一時期JASRACとかその周辺とかが拡張子にmp3が付いてるファイルは何だろうと消せ消せとか騒いでいたこともあったと記憶しているけど、ああいう一方的な弾圧は絶対に許さない。それでも制限したきゃ、こっちは見限るから御勝手に。というのが俺のスタンスです。

俺的には、OpenCreation Public License、これだね。でも、多分JASRACの連中はこの動きを面白くないと思っているだろうね(潰そうと画策してたりして)。…ってとこかな、プロテクト付き音楽CDの件は。

ああ、そうだ。某氏(中学時代の同期、現在二児の父)は「規則と○○○は破るためにある」と言っていました。「規則」の部分には「プロテクト」を当てはめても良さそうですね…なーんて書くと、その某氏に「てめーにモラルハザードを語る資格無し」と叱責されそうですが。

あとは、夫婦別姓の件か。実は図書館で借りた(買ったのではありません、念のため)本のタイトルだけ挙げて感想書かなかったのは、この本だけ読んでいなかったというのが理由です。

…で、あの本が書かれたのは27-Apr-2002の日記にもあるように1989年。あれから13年くらい経っている現在でも未だに(法律婚に於ける)夫婦別姓が認められてないっていうのはどう考えても狂ってるとしか思えないですね。結婚した後に姓を同じにするか別にするかなんてのはそれぞれの夫婦が決めりゃぁいいことであって、他人にどうこう言われる筋合いは無い筈。

ま、ドナーカード導入も結構時間がかかった以上、これが認められるのも相当先なんだろうなあ…政治家連中は真面目に仕事しろや!と後ろから蹴りを入れたい気分。(20:20)