MSX-Viewには欧文フォントが4種類あるようですが、どんな雰囲気の書体だっけ?という資料が手近に見当たらなかったので簡単に表示させてみました。
左から、EGYPT.!IB, EUROPE.!FB, NASA.!GB, NEWYORK.!HBです。これらは全て16×16ドット書体で、ファイルサイズは全て12800byte, 24×24ドット書体(EGYPT.!IJ, EUROPE.!FJ, NASA.!GJ, NEWYORK.!HJ)は全て28160byteです。
後々のためにきちんとしたデコーダーを作るのが良いのかなあとも思ったのですが、グリフとグリフの間に妙なデータがあり、少し見ただけではよく分からなかったという理由によりお手軽な表示に留めています。
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Let's use MSX-View ROMの「3.7.3 FS-A1GT内蔵」にある0x00152000〜0x001bffffの不明な領域にも何かありそうなので、こちらも覗いてみました。
アドレス0x00154a20近辺にNEWYORK、0x0015ea20近辺にEUROPE、0x00168a20近辺にNASAが格納されているようです。24×24ドットのフォントも格納されているようですが、EGYPTは16×16/24×24ともに見当たりません。
他の不明な領域には以下のようなデータが収められているようなのですが、詳細は分かりません。
アドレス | 名称 |
0x00170000〜0x00173fff | BUSHUEXG010M0 |
0x00174000〜0x00177fff | BUSHUEXG110M0 |
0x00178000〜0x0017bfff | BUSHUEXG210M0 |
0x0017c000〜0x0017ffff | BUSHUEXG310M0 |
0x00180000〜0x0019ffff | 未使用(0xff) |
0x001a0000〜0x001bffff | ROM diskの一部? |
BUSHUEXG110M0の一部(0x00174bc0〜0x00176d9f)にはフォントデータらしき物の破片がいくつか散らばっているようです。
Let's use MSX-View ROMには0x00240000〜0x0024bfffの内容は0x001c0000〜0x1cbfffと同内容と記されていますが、実際にはもう少し範囲が広く、0x00220000〜0x0027ffffの内容が0x001a0000〜0x001fffffの内容と重複しているようです。58.85kg(15:55)