31-Oct-2016
[X.orgで]

vesaドライバを使う場合、どういう指定をxorg.confですれば良かったんだっけ…?と悩む日々。

OpenBSD 4.2の頃なら11-Jan-2008のメモを参考にnv→vesaに直せば良いのだろうけど、なんかイマドキのX.orgって/etc/X11/xorg.confという単一のファイルではなく/usr/X11R6/share/X11/xorg.conf.dに細かく分けて設定を記述するようになっているらしいとか、Xorg -configureによるxorg.confの自動生成ができないとかでずいぶん変わったなーという印象があります。そもそもX serverはXorgの設定ファイルを手動で編集することなく、そのまま使えるよう設計されていますとGentoo Linuxのガイドにあるように、ここしばらくはOpenBSDでもxorg.confを書かずにX.orgを使っておりましたので。

長い前置きになっていましたが、妻のマシン(DOSPARA Regulus AK, A6-7470K搭載機)をちょいと借りてOpenBSD-6.0を動かせるかどうかを調べていたらX.orgの壁にぶち当たってしまいました。OpenBSD (U)EFI bootloader howtoを参考にUEFI起動してwsfbを使うことも試してみましたが、なぜかカーネルの起動途中で再起動が掛かってしまうという問題にも当たっていますので、このマシンでは正攻法(つまりvesa)で何とかするしかないのが現状です。

それにしても、最近のPCはBTOでもWindows 8.1向けのsecure bootを有効にして出荷されているんですね。OSをインストールしたUSBメモリを突っ込んでも動かないのでこちらもかなり悩んでしまったのですが…やはり数年に一度はマシンを組み直してあれこれいじってみないと付いていけないなとか考えたくもなります(前の仕事なら嫌でも多少は新しいマシンに触れることは…って、あの会社、もう最近は諦めてるのかな)。

という訳で、OpenBSD機を組み替えるならA4-7300もしくはこれより前の世代を使わざるを得ないなという感想を抱いておりますが、現在使っているマシンとどの程度性能差があるのか、ちょっと調べてみました。OpenBSD-6.0/amd64をインストールしたその辺にあったUSBメモリを使って起動し、カーネル(GENERIC.MP)のビルドに掛かった時間をtimeで測っています。A6-7470KではX.orgが動かず、またradeondrmも使えないため、A8-3820/A8-3850もこれに合わせて測っています。

A4-7300だとどうなるかが気になりますが、A6-7470Kに近い傾向を示すのであれば、A8-3820からのパフォーマンスダウンは避けられないが深刻ではないと判断すれば良いのでしょうか。58.90kg(05:50)

25-Oct-2016
[PCを改める前に]

モニタを先にどうにかしないとダメな感じです。30-Jun-2002に導入したSONY SDM-M61は未だに動いてはいるものの、いつ壊れてもおかしくない状態です。しかし13-Jan-2010に導入したHYUNDAI X93Wの方では、電源ボタンを押してもなかなか電源が入らない or なかなか電源が切れないというトラブルが昨年くらいから時折起きています。

eBayを漁ってみるとX93Wの修理キット(コンデンサ詰め合わせ)が売られているようなのですが、X93Wを分解するのは難しそうに見えますし、仮に分解できてもコンデンサを変えるだけで本当に解決するのかどうかは何とも言えない感じです。電源スイッチが痛んでいるだけなのかもしれないし…

Raspberry Pi等でHDMI端子の付いているモニタも必要になったこともあり、PC環境のリフレッシュは、X93WをI-O DATA EX-LD2071TBに変えることから始めることにしました。とはいえ、まだ発注しただけなので物が届くにはもう少し時間が必要です。

PC群の組み換えについては、Windows機の更新が必要ならWindows機だけ組み換えれば良いんじゃないのという方向になりつつあります。OSのインストールが面倒そうなので、最初は違うことを考えていたのですが。

A8-7600/A10-7860Kがかなり魅力的なお値段なので折角だしA10-7860Kを…と思っていましたが、ここのベンチマークを見るとDDR3-1600なメモリを使い回す場合はA8-7600もA10-7860Kも大して変わらない感じなので、A8-7600を選ぶことになりそうです。どちらを選んでも、メモリが遅い限りA8-3850より劇的に速くなる訳ではないというのがなんとも。

これと適当なマザーボードと電源で\20kコースになりそうです。Zen系のAPUが登場する直前辺りを狙えば、もう少し安くできるかなあと期待したいのですが、おそらくその前に品薄になってしまうのでしょう。発注のタイミングを見誤らないようにしないと。

こういうことを考えると、3年程度しか使っていない(11-Feb-2013に組んでいる)OpenBSD機もなんとなく更新したくなるんですよね。こちらはWindows機と同じようにA8-7600を選んでも良いのでしょうが、A6-7470K BEないしA4-7300という選択肢もありそうです。58.65kg(23:50)

19-Oct-2016
[これですね]

オークションでOASYS/Win V2.3を入手して、Windows3.1を放り込んだ仮想マシンにとりあえず文字パターン基本セットのみをインストールし、フォントを見ていたのですが…探していた、富士通系8×16ドットのANKフォントがやっと見つかりました。

94区×94点でざっくり見た際には気付かなかったのですが、表示できる区の数を可変にしてみたら(そうしないと困る場面が多すぎた)120区〜121区にあるのを見つけてしまったという訳です。

手掛かりが何もないのでファイル名とフォントとの対応表を作って挑んでみたものの、FONTX2化する分には明朝体(16)だけあれば十分そうです。あとは、過去に色々作ってみたFONTX2化のコードを適当に改造すれば何らかの結果が得られるのでしょうが…ANKフォントの変換はちょっと面倒なことになるかもしれません。

PCのリフレッシュ、実は3年前にも必要性を感じていたようです。とりあえずAthlon 5370にASUS AM1M-Aと適当な電源、あとはSPDIFのブラケットをどこかで買ってframboiseを組み直し、使っていた部品をabricotに回して時間稼ぎをしましょうかね。マザーボードが変わるのでWindows10のライセンスがどうなるかは心配なのですが。59.95kg(16:15)

10-Oct-2016
[PCのリフレッシュ]

自分の周辺でPCの老朽化に伴うトラブルが続出しており、ふと自分のところもここ数年組み換えていないな…と。OpenBSD機(framboise)は11-Feb-2013に、Windows機(abricot)は22-Nov-2011に組んでいるので、そろそろ何かが起こってもおかしくないのは確かです。

とりあえずframboiseで使っているA8-3820とA75 Pro4/MVPをabricotに回して時間を稼ぎ(パフォーマンスは下がりますが静音化も狙います)、framboiseをどうするか。

そろそろARM機をデスクトップとして真面目に使うことを考えても良いのではないか…というのが正直なところです。SATAポートが複数使えて2〜4GBくらいのメモリの載った、4〜8コアのAArch64なボードなんてものがあれば良いのですが、NanoPC-T3(Cortex-A53×8/RAM 1GB)やOrange Pi Plus2(Cortex-A7×4/RAM 2GB/SATA×1)、BananaPi-M64(Cortex-A53×4/RAM 2GB)等のボードを見るに、ローエンドのちょっと下くらいのPC/ATを置き換えられそうな機材が出るのはそう遠くないと期待しています。

とはいえOpenBSD/armv7が対応するにも時間がかかるので、結局PC/ATの範疇で選ぶしかありません。お財布に余裕は全くないので、framboiseのメモリは使い回し、マザーとCPUだけ置き換えるような形になるでしょう。とりあえず価格.comで安いCPUを見るに、Athlon 5370、Celeron G1840、A4-7300辺りに安いマザーを組み合わせることになりますか。あとは電源の交換も(これはframboiseだけでなくabricotも)検討しないといけませんかね…60.05kg(06:40)

09-Oct-2016
[OpenBSD-6.0になってから]

LibreOfficeやQEMUが動かなくなってしまい困ったなーと思っていたのですが(他のOSに浮気しようと真面目に考える程度に)、Upgrade Guide: 5.9 to 6.0のConfiguration and syntax changesに対処法がしっかり書いてあります。乱暴に要約するなら、wxallowed属性を付けてmountした区画にプログラムを置いとかないと動かないよということになりますか。なおjavaについてもJava crashing after 6.0 upgrade - DaemonForumsにあるように、同様の処置が必要になります。

本来であればUpgrade Guideに書かれているように/usr/localとしてmountする区画のみをwxallowedする方が良いのですが、自分は/dev/sd1aをまるごとwxallowed付きで/にmountしちゃってます。自分しか使わないシステムであればこれでも良いのでしょうが、セキュリティの観点からはあまり褒められないでしょう。

03-Jun-2016, 05-Jun-2016の手順でOpenBSD-currentを再度Banana Pi(BPI-M1)上で動かしてみましたが、bsd.rdの起動およびこれを使用したネットワーク経由でのインストールに成功しています。ただし、ネットワークへの接続は有線LANではなく手持ちの無線LANアダプタを使用しています。

電源コネクタがUSB micro Bコネクタなので錯覚しがちですが、Banana Piも結構大飯食らいなのできちんとした電源を用意しないと安定して動作しません。PCから電源を取るのではなく、マニュアル(BPI-M1 DC Power Interface)にあるように5V/2Aの電源が必要です。

Banana Pi(BPI-M1)の他、A10-OLinuXino-LIME, ITEAD IBOXやOrange Pi PCが手元にあり、これらを活用できるとちょっとした計算機資源になるのでどうにかしたいところです。流石にVIA APC(8750)を使えるようにするにはかなり辛いものがありそうですが…61.95kg(07:50)