vesaドライバを使う場合、どういう指定をxorg.confですれば良かったんだっけ…?と悩む日々。
OpenBSD 4.2の頃なら11-Jan-2008のメモを参考にnv→vesaに直せば良いのだろうけど、なんかイマドキのX.orgって/etc/X11/xorg.confという単一のファイルではなく/usr/X11R6/share/X11/xorg.conf.dに細かく分けて設定を記述するようになっているらしいとか、Xorg -configureによるxorg.confの自動生成ができないとかでずいぶん変わったなーという印象があります。そもそもX serverはXorgの設定ファイルを手動で編集することなく、そのまま使えるよう設計されていますとGentoo Linuxのガイドにあるように、ここしばらくはOpenBSDでもxorg.confを書かずにX.orgを使っておりましたので。
長い前置きになっていましたが、妻のマシン(DOSPARA Regulus AK, A6-7470K搭載機)をちょいと借りてOpenBSD-6.0を動かせるかどうかを調べていたらX.orgの壁にぶち当たってしまいました。OpenBSD (U)EFI bootloader howtoを参考にUEFI起動してwsfbを使うことも試してみましたが、なぜかカーネルの起動途中で再起動が掛かってしまうという問題にも当たっていますので、このマシンでは正攻法(つまりvesa)で何とかするしかないのが現状です。
それにしても、最近のPCはBTOでもWindows 8.1向けのsecure bootを有効にして出荷されているんですね。OSをインストールしたUSBメモリを突っ込んでも動かないのでこちらもかなり悩んでしまったのですが…やはり数年に一度はマシンを組み直してあれこれいじってみないと付いていけないなとか考えたくもなります(前の仕事なら嫌でも多少は新しいマシンに触れることは…って、あの会社、もう最近は諦めてるのかな)。
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という訳で、OpenBSD機を組み替えるならA4-7300もしくはこれより前の世代を使わざるを得ないなという感想を抱いておりますが、現在使っているマシンとどの程度性能差があるのか、ちょっと調べてみました。OpenBSD-6.0/amd64をインストールしたその辺にあったUSBメモリを使って起動し、カーネル(GENERIC.MP)のビルドに掛かった時間をtimeで測っています。A6-7470KではX.orgが動かず、またradeondrmも使えないため、A8-3820/A8-3850もこれに合わせて測っています。
A4-7300だとどうなるかが気になりますが、A6-7470Kに近い傾向を示すのであれば、A8-3820からのパフォーマンスダウンは避けられないが深刻ではないと判断すれば良いのでしょうか。58.90kg(05:50)