28-Jan-2019
[Lichee Pi zero動作確認]

Lichee Pi zero向けのU-boot、わざわざ16-Jan-2019のgit clone https://github.com/Lichee-Pi/u-boot.git -b v3s-currentなんてしなくても、mainlineに対応コードが入っています。よって、DENXのFTPサーバからu-boot-2019.01.tar.bz2を落とし、gmake CROSS_COMPILE=arm-none-eabi- LicheePi_Zero_defconfig; gmake CROSS_COMPILE=arm-none-eabi- でビルド可能です(ソースコードは修正せずにOpenBSD上でのビルドが行えました)。

得られたu-boot-sunxi-with-spl.binをmicroSDカードに書き込み、こんな感じにU-bootを起動できています。さて、これからどうしましょうかね…

PCとLichee Pi zeroとを繋ぐ方法については、最初は電源とデバッグポートのピンヘッダのみを生やす方法で試していたのですが、これだとmicroSDカードの抜き差しが非常に困難なのでブレッドボードに刺すようにしました。とはいえ、LAN付きのボードだとサイズがギリギリで、デバッグポートのある側のピンヘッダしかブレッドボードに刺さりません。

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JARDの測定器室でスプリアスを測定したRT80に対する、アマチュア局の保証通知書がJARDから届きました。前回と同様に保証願書は適合し、申請書類は所轄の総合通信局宛に提出したこと、免許状は約一ヶ月後に送付されることが書かれています。保証番号の他、調査報告書とこれを送るための返信用封筒も入っていました。

前回は保証通知書を受け取ってから二週間程度で局免が届いているので、おそらくそれくらいの期間で今回も来るのではないかと考えています。58.45kg(22:55)

23-Jan-2019
[久々の23区行き]

Retevis RT80が新スプリアス基準に適合するかどうかを調べるべく、JARDの測定器室へ行ってきました。

基本的な準備についてはYoshitec栃木さんのblog、JARD測定器室の利用に詳しく書かれているためそちらを参照して頂くとして、RT80の測定については(事前に問い合わせたところ)以下の準備で十分との回答を得ていますしこれでokでした。

テスト対象がハンディ機なので電源ケーブルの持参は不要となる代わりに、バッテリーはフル充電しておきます。擬似音声発生器の音響出力はスピーカーみたいなものを使ってマイクに入れるため、この部分の接続ケーブルも不要でした。無線機の設定はDMR/Analog(25kHz)各モードについて、周波数435.0000MHz、最大出力を予めメモリしておくと作業がスムースに進みます。TOT(Time Out Timer)は切っておきましょう。

測定自体はJARDの担当者が行ってくれるので、こちらは指示に従ってPTT、モード(DMR/Analog)を切り替えるだけでした。今回はRT80を2台持ち込み、2台とも新スプリアス基準を満たしていることを確認しました。これと併せて昨年一旦申請を取り下げた際に返ってきた申請書一式を持参し、送信機系統図の内容についての相談も行いましたが、まあ大丈夫であろうということで(スプリアス測定の担当者から「折角だから申請してはどうか」とのアドバイスもあり)その場で再度申請を行ってきました。

今回RT80に書き込んだデータのCPSファイル、およびこれをRT80に転送した際のUSBアナライザのログ(書き込み/読み出し)を置いておきます。

実は23区に足を踏み入れないチャレンジを密かに行っていたのですが、前回は01-Sep-2013〜17-Mar-2015の563日、今回は19-Mar-2015〜22-Jan-2019の1406日でした。ハムフェアへ行くようになると(今年参加するかどうかはまだ決めていませんが、多分行かない可能性の方が高いです)そんなチャレンジどころではないような。58.95kg(17:15)

17-Jan-2019
[Codec 2を試してみる]

FreeDVで使われるコーデックであるCodec 2、公式サイトだと英語でのサンプル音声があるものの何を言ってるかが分からないので、青空文庫にある夢枕(夏目漱石)の冒頭をSofTalkに読ませたものを使ってどういう風に聞こえるのか試してみることにしました。

音声の設定はSofTalkのプリセットで、「AquesTalk10 - 女声 F1」と「AquesTalk10 - 男声 M2」を使っています。

CodecMaleFemale
Originalmalefemale
Codec 2 3200 bit/smalefemale
Codec 2 2400 bit/smalefemale
Codec 2 1600 bit/smalefemale
Codec 2 1200 bit/smalefemale
Codec 2 700C bit/smalefemale

うーん…男声だと1600bit/s、女声だと1200bit/s辺りまではどうにか聞き取れるのですが、これより低いレートだともごもごした感じが強くて聞き取れません。どのレートでも、「し」「じ」「ち」の聞き分けは難しい気がします。

もう少し長い文章や(何度も聞いていると記憶補正がかかってしまうため、テストにならなくなる)、背後に音楽や雑音が入った場合ではどう聞こえるかが気になります。言語によるCodec 2の向き不向きはあるのでしょうか?59.55kg(23:15)

16-Jan-2019
[Lichee Pi zero覚え書き]

Lichee Pi nanoに続き、zeroを発注してみました。だってAliExpress見てたら$16.80と安かったので…と今さっき見てたらwinter saleで$16.06に値段が下がってました(スマホアプリからの注文だとさらに下がるらしい…ぐぬぬ)。

今回もボードが届くまでに時間がかかるので、その間にUboot 编译 — Lichee zero 文档を参考にU-Bootのビルドを試みます。Lichee Pi nanoよりも古いもののようで、ビルドできるようになるまでOpenBSDだとちょっと手間がかかりました。

git clone https://github.com/Lichee-Pi/u-boot.git -b v3s-current の後、2つのファイルの修正が必要になります。(diff)

scripts/Makefile.lib
sedでGNU拡張機能を使っているため、OpenBSDのports(sysutils/u-boot)に使われていたpatchと同じ修正を行います。修正したものをLinuxでも試してみましたが、問題なさそうです。
tools/binman/binman.py
shebangが#!/usr/bin/pythonと決め打ちになっているので、Lichee Pi nanoの物と同じように#!/usr/bin/env python2とします。

これらの修正を行った後、gmake CROSS_COMPILE=arm-none-eabi- LicheePi_Zero_defconfig; gmake CROSS_COMPILE=arm-none-eabi- でU-Bootが得られますが例によって動作は確認できません。03-Jun-2016の手順でmicroSDに書き込んで、今後試すことになります。

そんなの知ってると言われそうですが、HOSTCCだのCCだので隠蔽されている部分はKBUILD_VERBOSE=1してからmakeすると裏で何をやっているかが分かるようになります。58.65kg(06:20)

08-Jan-2019
[OpenBSD-6.4/amd64がUSB2.0ハブに対するデバイスの抜き差しを認識しないので]

調べてみたらehci(4)のバグだったようで、直しておきました。ついでにNetBSDではどうなんだろうと見てみたら、2010年の時点で既に処置済みだったという。

今年はもーちょいOpenBSD的な活動をしないとダメかなーと考えているところです。とはいえ、一体何をすれば良いか結構悩んでいる部分もありまして。生活環境として日頃使っている以上、気になったところを探っていけば良いのかな?59.20kg(24:20)

02-Jan-2019
[あけましておめでとうございます]

本年もよろしくお願いします。

年越しはゲームしていたのですが、GRISのグラフィックというかこれは絵画だろう…こういうのがぐりぐり動く時代とか30年前には全然考えられなかったです。

t20190101173739_1.jpg

単に歩くだけでも面白いですが、高いところへ登ると(死の概念が無いといえ)結構怖いとか、二段ジャンプが使えるようになってから狙ったところへ飛べるようになると気持ちいいとか、アクション(に限らずゲーム全般が)苦手な身でも非常に楽しめました。

攻略サイトにはかなりお世話になった上で、とりあえずエンディングまで見ることができました。あとは実績集めをのんびりやろうと思います。

Rez Infinite、A8-7670Kでも1920×1080で動くには動きますが結構ひっかかることが多いです(Area1のみ、他のエリアは未プレイにつき不明)。ビデオカードの搭載を考えたくなりますが、1280×720でもPlayStation2よりは綺麗に見られるのでこれで十分です。

むしろマシンごと買い換えて、VR環境を整備したくなりますね。AreaXはVR無しでも美しいですがあれはVRでどっぷり浸かる方が幸せです。58.70kg(09:00)