15-Dec-2018
[スカ。]

Panaword FW-K5S、残る3つのCXK38256を外して吸い出してみましたが…フォントと言ってもこんな感じのしかなくて、目的とするものはどこにもありません。

t19.png

6E02 019のマークのあるCXK38256に、ANKフォントと濁点/半濁点の付いたひらがなとカタカナと記号類がいくつか入っている程度でした。まさかとは思うのですが、MN234001KWXに入っているjiskan24(24×24)を適当な方法で圧縮して16×16の表示をしている可能性はあるのでしょうか。あのフォントを圧縮してそれなりの見た目を確保できるのかどうかが気になります。

キヤノン通信 7号 ワープロ進化史を見るに、FW-K5(Sが付いてないもの)が登場したのが1986年。この時代には既にjiskan24の元となるJIS X 9052-1983は世に存在している訳で、このフォントを使っていないワープロを探すとなると1983年以前の機械を探す必要があるのかもしれません(とはいえ、Rupo文字でお馴染みのJW-R50Fは1985年だったりするのですが)。

別のワープロを入手して分解するよりも、jiskan24を圧縮してみる方がお手軽そうなのでそちらから攻めてみましょうか。とはいえ、実験に使えそうなjiskan24の生データ(?)ってどこにあったっけ…流石に12-Dec-2018のデータを一部切り出して使うのは再現実験する際に困りますし。58.80kg(20:20)

12-Dec-2018
[早速]

Panaword FW-K5S、一番でかいROMにフォントデータ入ってるでしょということでMN234001KWXだけ外して吸い出し。簡単に覗いてみましたけど…

印字用のjiskan24と、よく分からないバイナリデータ(辞書?)が入っているだけ。16×16ドットフォントは見当たらず。

残る3つのCXK38256を外して吸い出す必要が生じた訳ですが、96kbyteの領域に目当ての物が入っているとはちょっと考えにくいです。まさか液晶表示部分に仕込んであるとかいうことは…ないよね?(処分してしまったのでどうしようもない)

Retevis RT80を使えるようにするための変更申請書(ICOM IC-P7を置き換える形にしたので今後は430MHz帯のみの運用となります)、07-Dec-2018 14:27に仕事場近くの郵便局で投函、郵便追跡サービスでは10-Dec-2018 11:27に配達完了。TYT MD-380のときと同じように週末に投函→月曜日に到着というパターンなので、引っかかるようなことがなければ今週末には保証通知書がくるのでしょうか。これを書いているのは水曜日なので、早ければあと数日。

とはいえ、MD-380とは違う、日本国内での使用事例があるんだかないんだか分からんようなDMR機についてはJARDもしっかり調べると思うので、時間がかかる可能性は高いと考えています。

申請書を投函した後に気がついたのですが、折角保証認定するのなら、Baofeng UV-5R辺りの無線機も一緒に書いとけば良かったかもしれません。RT80でもFMラジオが聞けるものの、対応範囲が87.5〜108.0MHzなのでワイドFM以外のFMラジオが聞ける無線機が欲しくなるのです。59.25kg(13:10)

日記をアップロードした後、ポストを見たらJARDから手紙が届いていました。

「新スプリアス規定に合致する事の確認が取れるデータが必要です」とのことで、(RT80は日本向け仕様に合致することを示すデータをメーカーが用意していないため)スプリアス領域および帯域外領域を実測したものを送らないとダメという内容でした。

電話で確認してみたのですが、FCCでの測定方法と日本向けの測定方法は異なっているため、FCCのサイトに上がっている資料を添付しても受け付けることはできないと言われています。JARDの測定器室を借りて実測してみるという手がありますが、都心に出るのも楽ではないので一旦変更申請を取り下げることにします。

折角電話したのでJARDの人に質問してみたのですが、MD-380についてはJARD側で何台か購入し測定しているようで、それによりスプリアスに関するデータが無くても保証認定が通るようです。逆にそれ以外のDMR無線機については(今回のRT80のように)詳細なデータが必要になるそうです。59.25kg(15:30)

06-Dec-2018
[三つ目]

RT80の終段部分、KC 7Y2と書かれたチップの正体は未だ分からず…という状態を何とか解決すべく、RetevisのFacebookページからライブチャットを挑んでみました。RD02LUS2を使っているという回答が得られたのですが、RD02LUS2のマーキングはK7であり、KCではないはずです。

とはいえ、KA 791と書かれたRD01MUS2B(実際はRD01MUS2 RD01MUS2-T113 RD01MUS2-T513 mark: K5 KAにあるようにRD01MUS2と思われる)やK6ではなくKB 7X1と書かれたRD01MUS2Bなんてものがある以上、K7→KCと読み替えたRD02LUS2があってもおかしくはない気がします。自分に都合の良い解釈なだけかもしれませんが。

また、RD02LUS2はメーカーの売り文句では確かに2W@3.6Vではあるのですが、データシートを見るに7V印可時に6W出ているようなグラフもあります(Page4: Vdd-Po CHARACTERISTICS @f=470MHz)。ライバル(?)のRQA0009TXDQSのデータシートも見てみますが、こちらもPage 2のElectrical CharacteristicsにPout=2.1W@VDS=3.6V, Pout=8.0W@VDS=7.0V(f=465MHz)という記述があります。よって、RD02LUS2に7V近い電圧をかけて出力を出すような使い方はあり得るのかもしれません。

情報の精度に不安はあるものの書類を埋めることはできそうな情報は揃ったので、とりあえず申請書類を書いて送ってみるとしましょうか。今度はTYT MD-380の時のように簡単にはいかない(データシート等の提出を求められたり、書類不備などで突っ返される)と思いますが。59.25kg(23:15)

05-Dec-2018
[久々のワープロ分解ネタ(吸い出しはどうしよう)]

9年くらい前にFS-CM1の書体ROMの吸い出しをやっていましたが、あの書体の出自はどこなんだろうなーとTwitterで呟いてみたら@nf_banさんからワープロを当たってみたらどうか(要約)というコメントを頂いたので、こういうものを手に入れてみました。

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Panaword FW-K5S。いつの時代のものになるかは分からないのですが、メモリカードのスロットとカセットテープ用の端子が付いている(FDDは搭載しない)という時点でかなり古いものと思われます。メモリカードのスロットはPCMCIAとは違うコネクタに見えます。

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ここから分解です。とりあえず、ひっぺがす対象が何かが分かれば良いので内部の写真はこの4枚だけ。

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M5M5165P(64kbit SRAM)×2, CXK38256(256kbit Mask ROM)×3, MN234001KWX(4Mbit MaskROM)×1なので…多分いちばんでっかいのに目的とするデータが入っているような気がしますが、とりあえずROMは全部外して吸い出してみた方が良いかもしれません。

Googleの画像検索で見る感じでは、スララ(Panaword U1シリーズ)はjiskan系のフォントを使っているためにそれより前の世代の機種を追いかける必要がありそうです。とはいえRupoのように中古で潤沢に出回っている機種でないので、目的を果たせる程度のジャンクを入手するにも果たしてうまくいくのかどうか…59.15kg(11:40)