29-Jan-2000
[programmableであるということ。]

TransmetaのCrusoe、遂に出ましたね…って、もう10日も前の話になるんですが。

このプロセッサの、code morphingという技術は結構話題になっているようですが、別にx86のエミュレーションに限らず、もっと応用範囲が広いんじゃないのって思うんですが…(ていうか、今日の日記の書く内容ってことって絶対みんな気付いてるはず)

PentiumII/IIIにしろAMD-K6にしろ、内部ではx86コードを適当なRISC命令に置き換えていると聞きます。つまり、チップの内部にはそのRISC命令に解釈して実行するためのプログラムと、RISCエンジンが入っているということになるんだと思うのですが。

Crusoeの場合、CrusoeのチップそのものはこのRISCエンジンに相当する部分で、code morphingを行うソフトウェア(つまり、x86コードを適当なRISC命令に解釈して実行するためのプログラム)はチップの外に置くことができ、またそれを書き換えることができる、というものでしたよね?

ということは、別にx86だけでなく、自分の望むプロセッサに化かすことができるのではありませんか?例えば、680x0とかZ80とか…(Z80として使うのはあまりにも豪勢か(^^;)

ならば…そう、あのTRONCHIPのエミュレーションをやらせることだって可能だと思うんですよ、自分としては。さらに、sillicon ITRONのように、ITRONの機能も持たせてしまえば、強力なリアルタイムOS向けのプロセッサに仕立て上げることだってできる訳でしょう?

これで思い出したのが、ちと古いけどRenditionのV1000やV2100/2200のようなグラフィックアクセラレータでしょうか。これも一種の(画像処理用に開発された)RISCエンジンなのですが…結構ユニークですよね。ソフトウェア一つで望むままの形に変えることができるのですから。

そんなことは無いと思うんですが、もしかするとRenditionの連中は全然気付いていないのかもしれませんね、Windows以外のOSに最も近いアクセラレーターを作っているということに(でも、あそこのweb pageやニュースグループを見てるとそうとしか思えないんだよな)。もう少しWindows以外のOSに目を向けてくれればあそこまでパッとしない石にはならなかったと思うんだけどなぁ。

実に当り前のことと言えば当り前なのですが、目の前にあるパソコンっていう物だって、ソフトウェアっていう物によって色々な物に変化しますよね。それをプロセッサの世界でもやってしまおうっていうんだから、凄い時代が来たものです。

ただ一つ気がかりなことは…やっぱりマーケティングでしょうか。どんなに素晴らしい製品でも売れなければお話になりませんから(メーカーも、売れると思ってるから売るのだろうけどね)。このCrusoeが大成功してくれるといいなぁと思ってます。


えーと、私の中学の頃からの友人は今日から父親になったそうです(無事に生まれるかどうか結構心配したんですが、無事だったそうでなにより)。生まれたお子さんが幸多き人生を歩むことを願おう。

26-Jan-2000
[わかった。]

お節介な機能をごちゃまんと付けるのはMicrosoftのOS上で動く製品だから仕方無いとして、問題はその機能をどうやって無効化するかってことなんですよ。

ねぇ、Corelさん、あたしCorelDRAW!7使ってるんですけど、読み込ませたPostScriptファイルの注のテキストを勝手に大文字にして欲しいとは全然思っていないんですの。むしろ、超迷惑って感じ?…と、思い出すだけでムカついてきたので、この噺は(俺は機嫌が悪いのに、そういう時に限ってこういう変換してくれますかcannaさん(--;)ここらで止めといて。

まあ、この話題はどこでも見るような話でしょうけど、いい加減にハッカーとクラッカーの区別くらいできるようにならないもんですかね。この国の連中は未だにそれができないから、科学技術庁のweb pageをクラックされてもロクに対策が取れないんじゃないかとか思ってみたり。けけっ。

ふと、DHC製のブルーベリーエキスの箱に目をやる。

●召し上がり量:通常の食品の摂取量からみて、1日3粒を目安にお召し上がりください。
●召し上がり方:水またはぬるま湯でお召し上がりください。お身体に異常を感じられた場合は、飲用を中止し、お医者様にご相談してください。

…と箱に書いてあったんですが、なんかこの文章って変じゃないかなーと思うのは自分だけかな?

25-Jan-2000
[PowerPointですかぁ?]

去年はOHPが使えたのに、何で今年は面倒な思いをしてスライドを作って発表しなきゃいけないんぢゃぁぁぁ!という訳で、スライド作成のためにゲイツ君とこのPowerPointとかいうのを触ってます。

PostScriptファイルをCorelDRAW!で.wmf(Windows Meta File)に変換して食わせてやること何度か。とりあえず、図だけは移せたものの…問題はTeXでばりばり書いた数式かな。どーせいと?


部品がいくつか集まってきたことだし、そろそろ1台組みたいのだけどなかなか気力がね。というか、その組んだマシンを一体何に使うのとか聞かれたら答えられない可能性大。

こういうのを、手段が目的と化すというのだろうね(苦笑)

23-Jan-2000
[覚え書き]

この日記を読まれている方は、私が有言実行な人間であることを知っておられると思うので、多分ここに書いた内容も言うだけ言ってやらない可能性が100%ということも多分お分かりではないかと。

μCLinux
マイクロコントローラー向けのLinuxだそうな。Software Designを見て興味持ったんだけど。
30pin SIMMに68EZ328(68kの石)10BASE-Tと8MBのRAMを載っけたμCSIMMというハードや、Palmへの移植が気になる…
Palm上でPalm OS以外のOSが動くっていうんだったら、μBTRONを載せてしまえば良いのに、と思うのだけども。
SiSMAME
MAMEという、アーケードマシンエミュレーターがあるのだけど、これを15kHzのモニタで動くようにしてしまえというもの。ただし、SiSのチップが載ったビデオカード専用。
VGAのCRTCの設定とかってどーやるんだろーなーと思っていたんですが、ここら辺のソースが参考になるのかなあ。あとは、XFree86とか。
VESAのftpサーバーに置いてある、VESA BIOS Extention(VBE) 3.0の仕様書を見てみると、何やらリフレッシュレートの変更ができるらしいみたいなこと書いてあるし。
The WHO Model List of Essential Drugs
いつの間にか11th list出てたんですね。自分がamazon.comから買った本では10th listが載ってたんですが。
ここにあるリスト、勉強も兼ねて和訳とかしてみちゃおっかなとか思ってますが…薬剤師たるものこれくらい英語のままでばりばり読めなくちゃということで訳さずに放っておくのが良いのかな(だってほとんど専門用語だし)とか、訳したものはCVSか何かにしておいた方が後々便利なのかなとか問題は山積みって感じ?
The WATCOM C/C++ Programmer's FAQ
これもできれば和訳が欲しいよね。Sybaseから「もう古いからサポートしてやんね」と引導渡されちゃったけどさ、少なくとも自分は時々使うし、ELF形式のオブジェクトが吐けるらしいので実は色々つかえるんじゃないかとかいう訳で。
22-Jan-2000
[一部のページを英語化してみました]

ぃゃ、なんとなーく英語版を作った方が良いのかなーと思いまして。更新する手間が2倍になるのであんまりやりたくはなかったのですが、でも勢いに任せて作ってしまいました。へへ。

でも、結構恥ずかしいです。「英語版」、というよりも「英語みたいな言語で書かれているけど実は英語じゃない言語版」みたいな感じで。時制だの三人称単数現在形のsが抜けてるだの冠詞やらtoとかofって助詞だっけ?の使い方などなど…とにかく、英文法がかーなり怪しいということで。

ま、でもとりあえず無いよりはあった方が良いに決まっているし、自分がこんなこと考えてるぜ!と相手に伝えることができれば勝ちなのでそういう細かいことは抜きで作っています。もちろん、間違っているところは直すに越したことは無いので「ここの単語の使い方はおかしい」等の指摘は大歓迎します(^^)


えと、鼻中隔湾曲症の手術を受けるかも?という話がありましたが…してもそれほど(現状では)あまり変わらないんじゃないかなということで、手術の話は無くなりました。これで、投稿論文書く時間ができたかな??

20-Jan-2000
[修論出した。]

大学に泊り込んで最後の追い込み。んでもって、何とか間に合わせる。残るは修論発表とマイアミでの学会だな。

色々書いてみたいことはあるのだけど、燃え尽きた状態なのでパス。

17-Jan-2000
[あれから5年。]

新聞とかニュースとかで色々言っていると思うのだけど、阪神大震災が起こってからもう5年が経ったって日。

緊急警報放送っていうシステムがあって、まあ災害時に自動的にラジオ(かテレビ)の電源がonになって鳴りだすというものなのだけど…対応したラジオって皆無に近いんだよね。

そもそも、これ、知ってる人いるんでしょうか?NHKのwebサイトに説明があるので、ここを見るのが手っ取り早いのですが…これに対応しているラジオは、松下が出しているくらいで他に売られているという話は無さそうだし。

昔、エレクトロニクスライフという雑誌で、この放送に対応したラジオを作ってしまえ!という記事があったのですが、残念なことに自分の手元にある(コピーした)記事はモデムに相当する部分(あの信号って1024Hz/640HzのFSKなのね)だけで、符号解読部の記事は無いのです。

とりあえず色々書きたいところですが、酔いがかなり回ってきたので緊急警報放送用の信号を解析してるweb pageを紹介して今日の日記はおしまいにしちゃいます。

16-Jan-2000
[誕生日です]

という訳で、彼女からプレゼントを頂いてしまいました。カシミヤのマフラーと、マサラティーのセット(紅茶の葉とスパイス)です。えへへ(^^)(どうもありがとうね)

マサラティーはチャイとも呼ばれるらしいんですが、要するに牛乳と香辛料が入った紅茶のことです。これがなかなか美味しくて。Afternoon Teaとかいう喫茶店(チェーンかな?)で飲んで以来、ハマってしまったようです。

さて、修論戦線に戻らねばっと。

16-Jan-2000
[AWARD BIOSの書き換え手順(覚え書き)]

AWARD BIOS ver 4.5xで、128kバイトのイメージのファイルを書き換える場合のお話、ってことで始めちゃいます。お約束なんですが、100%正しいとは限らないので注意して下さい。失敗しても責任は負いません。何やってるか分かんないって人は、分かるまで手出さないでね。冗談抜きで壊すから。

  1. 書き換え元のFlash ROM imageから、original.tmpをLHaで解凍する(LHaはMS-DOS用のものが良いみたい)。
  2. 書き換え元のFlash ROM imageから、original.tmp以外のデータがどのように格納されているかをcbrom.exeで確認し、それらをLHasaで解凍する(LHaでもできなくはないが、めんどくさい)。
    また、書き換え元のFlash ROM imageから、original.tmp以外のデータをcbrom.exeで取り除いたものを予め作成し、これをパッチ当て用のFlash ROM imageとする。
  3. 最初の手順で解凍したoriginal.tmpを、適当に書き換える。
    この書き換えたoriginal.tmpのファイル名は、ORIGINAL.NEW等のように12文字となるようにしておくと良い(後で、LHaヘッダに書かれてるファイル名をoriginal.tmpと書き換えなきゃいけないから)。
  4. ORIGINAL.NEW(つまり、書き換えたoriginal.tmp)を、LHaで圧縮する。
    圧縮形式は、-lh5-となるようにすること(というよりも、書き換え元のFlash ROM imageのLHaヘッダと似るように圧縮形式とファイル名を考えて圧縮するということです…LHaのヘッダレベルにも注意してよね)
  5. LHaでORIGINAL.NEWを圧縮したファイルのLHaヘッダを、書き換え元のFlash ROM imageを参考にしながら(AWARD BIOS用に)書き換える。間違って、圧縮前後のファイルサイズとCRCを書き換えないように!
    また、LHaヘッダを書き換える場合、このヘッダのチェックサムを計算する必要があるので注意。LHaヘッダの仕様書を見ながらやると安心かな。
  6. 先の手順でヘッダを書き換えたLHaファイルのチェックサムを計算し(単純に1バイトずつ加算すれば良いです)、チェックサムの下位8bitを最後の1バイトに付け加える。
    例えば、original.tmpを圧縮したファイルのチェックサムが0x00157b6aで、そのファイルサイズが88713バイトだとしたら、圧縮したファイルの最後に0x6aを付加して、88714バイトのファイルを作成することになる訳。
    念のため、チェックサムを付加したファイルが正常に解凍できることを確認しておきませう。
  7. cbrom.exe使って余計なイメージを取り除いておいたFlash ROM imageに、前の手順で作成した(ヘッダを書き換えた)LHaファイルを組み込む。
    この作業はcbrom.exeで行うことはできないので、適当なツールを作る必要がある。
  8. あとは、各種モジュールをcbrom.exeで組み込んで、fc(DOSに付いてるツール)でBoot blockの部分が壊れていないことを確認して焼くだけ、と。

cbrom.exeっていうのはtekramのサイトにあるprog.zipの中に入ってます。あと、説明文ではoriginal.tmpとなってますけど、2a5ihm9c.binみたいになってることもあるかもしれません。そこら辺は、臨機応変に対処してね。

まーとにかく、書き換えることはできなくはないけど、えらく面倒な手順になるってことです。

15-Jan-2000
[珍しく切手シートが当たった]

人から教えてもらったのですが、大当たりというweb siteはなかなか便利ですね。Javaのappletが動いているのですが、クジ付きはがきの番号下二桁を入力すると当たりかどうかを(ある程度)判定してくれるというものです。

で、今年来た年賀状をチェックしてみたら…表題のようになったという訳。切手シートだって滅多に当たんないんだから、二等や一等なんて絶対無理だよなぁ。

そういえば、明日で(残り45分くらいで)24歳です。うーん、ここまで来るのは長かったなぁとか、去年の誕生日は何やってたかなー、とか書いてみるとどうなるだろう??

…やるんじゃなかった(苦笑)

14-Jan-2000
[ん〜ふふ〜ふふ〜♪]

今日は久しぶりに麦酒っ♪一番搾り〈生〉っ♪

ほろ酔いでふわふわな気分なのっ。えへへ。

12-Jan-2000
[病院へ行ってみた]

最近は、あまり鼻がつまることはなくずーずーする、ってことは少なくなったし、薬のお世話にもならないで済んでいるのですが…小学生の頃から風邪引くと鼻詰まってずーずーしてたし、社会人になる以上やっぱこういうので回りに迷惑をかけたくないので徹底的に治してみようかなと。最後のチャンスだしね。

医師の話によれば、これは鼻中隔湾曲症とかいうものなのだそうな。で、前に、形態学的な問題なので骨をごりごり削る必要がある、と書いたのですが…つまりは、手術という訳。

どんなことになるかは、武蔵野入院日記という実際に手術を受けられた方の日記がありますので、こちらを読まれるのが一番早いかもしれません。

自分もノートパソコン持ってれば、入院した場合は(一応断っておきますが、入院して手術すると完全に決まった訳ではなく、これからそうなる可能性が高いという話です)こういう日記を書けるのかな、とか思ってしまうのですが…(^^;

10-Jan-2000
[コンピューター系のネタから脱したいとは思いつつ。]

また明日にお会いしましょう。

駄目だったねぇ。

「ここ数日、その手のネタばかり続いてるので」…と書き始めて、ふと「そーいや、これって何日か前の日記で書いたかも?」と思って過去の日記を見たら案の定書いてあったし

fMSX-MSDOSの話ですが、Baboo!の掲示版で質問してみたら「-chipset 0」オプションを付けると良いというアドバイスを頂きました。実際、Savage4ではこのオプションを付けるとちゃんと動きます。

という訳で、前に色々書いた部分は撤回しますね(<strike>タグで線を引いときます…コメントにしたいけど、なんかそれもあれだし←これ、指示語ばっかりで意味が全然分かんないぞ!)

ウヰスキーは…ボストンクラブですね、ここ数日飲んでるのは。

08-Jan-2000
[今日の日記はお休みです]

そう、今日の日記はおやすみなのだ。また明日にお会いしましょう。

07-Jan-2000
[修論要旨提出終了。]

本番はこれからです。

いい加減、ここ数日続いてるコンピューター系の話題から離れたいところなのですが…とりあえず今日も続きます。

今日も元気にvert君distributed.netのproject CSCに挑んでいるわけなのですが…ちょっとこれで思い出したことがありまして。

昔むかしのその昔、NTTがFEALっていう暗号方式を発表して「解けるもんなら解いてみろーへっへー」と賞金100万円を懸けて暗号解読コンテストやってたような気がするんですが、あれってどうなったんでしょうね?今でも気になるのですが。

infoseekで検索したら、こんなページを見つけてしまったのですが…少なくとも、FEALを使った商品が出ているってことは、あのコンテストをやっていた時点では解かれなかったということになるのかな。

06-Jan-2000
[嗚呼、ウヰスキーを飲みたひ。]

忘年会で味をしめてから、ウイスキー好きになってしまったようです。

大晦日に買ったブラックニッカの180mL瓶を空けてしまったので、次は何を飲もうか物色中。学生(院生)が酒に浸ってちゃ良くないっていうのはよーく分かってるんですけどね。

…って、飲むと言っても寝酒程度ですよ。それも御猪口に一杯位。そもそも飲める方じゃないので。

昨日の日記で書いたfMSXのお話の続き。Windows98のDOS窓で起動したら、色が変になるものの、Savage4でも640×480の解像度でfMSX-MSDOSがとりあえず起動しました(でも、ゲームとか動かすと違う解像度になるみたい)。

なんなんでしょうね、この現象。変なレジスタでも叩いてるんでしょうか?

さらに疑問なのは、何故あの問題が放置されたままなのかってこと。何故誰も指摘しないのだろう?


10-Jan-2000補足:一応動かせる方法はあるみたいなので、棒線引いて抹消です(でもSavage4以外の動かないカードでこの方法が使えるかどうかは疑問…Rendition V2200のカードは売ってしまったし)

05-Jan-2000
[昨日の日記の補足。]

ちょっと言葉が足りない(いつものことか?)ので、補足します。

「使える」とする条件ですが、あれは「私がやりたいと思っていることを支障無く行える」という意味です。単に動かすだけだったらあんな条件付けません。

B-right/Vでリフレッシュレート70Hzの話ですが、あれは、VESA BIOSレベルでの話です。Windows等で適当なドライバがある場合は好き勝手にリフレッシュレートを設定できますが、ビデオカード上のBIOSに頼っているような場合はそうもいきません。

ですので、よく「B-right/Vで高解像度を使うと画面がちらちらするのですが、解決法は無いのでしょうか?」という話を聞きますが…情報を集めて「B-right/V ready!」なビデオカードに買い替えるくらいしか方法は無いです。

もちろん、I/Oポート操作してチップをいじるようなプログラムを書くとか、ビデオカードのBIOSを書き換えるとか…という手段も無い訳ではないですが、ビデオカード業界は回転が非常に速いので、プログラムを公開した途端に新製品が〜という事態になることもあるでしょう。

個人的には、fMSX-MSDOS 1.6b2の方なんですよね。これ、作者に「動かないんですけど」っていうメールを送ったら「最新版で直ってるはずだけど?それでも動かなかったら知らないね」という返事をもらったので

キレてます(怒)

あんたの言う最新版でも動かないからメール送ったんですがねぇ。という訳で、目茶苦茶不機嫌です。あー、でもこの動かない理由って何なんでしょうね?

動かない動かない叫んでますけど、fMSX FAQの「画像出力関係のトラブル」というのが起こるのです。…でも、このページにはちょっと間違ったことが書かれているようですね。

VESA BIOSのバージョンが古いからこの症状が起こる、みたいなことが書かれていますが、私がfMSX-MSDOS 1.6を試して、640×480の解像度が出せなかったビデオカード…故Tseng LabsのET6000、RenditionのV2200、S3のSavage4 PRO…は全てVESA 2.0をROMのレベルで持っています(Scitech Display Doctor等の常駐ソフトは使う必要が無いってこと)。

逆に、問題なく動作したS3のTrio 64V+やATIのMach64はVESA 1.2です。SiS 6326やMatrox Millennium(初代)はVESA 2.0ですし、nVIDIAのRIVA系はVESA 3.0と聞きます。ですので、VESA BIOSのバージョンは1.2以降なら(つまり、今時のビデオカードは全て)大丈夫なはずなのですが。

また、-modeswitchオプションですが、これはscreen 6/7で512×212の解像度を使用する場合はfMSX-MSDOSの解像度を640×480に切り替えて、それ以外では解像度を256×212で迫力を出そうとするものなので、640×480の解像度で動かない環境では「無意味」です。

確かに、現状では「動作を確認したビデオカードに買い替える」のは最良の手段かもしれません。しかし、ビデオカード用チップ製造メーカーの寡占が進み、またレガシーフリーの流れでVGAの実装が手抜きになる以上(私はそう感じてます)、この手段も限界があります。

だーかーら、冒頭のB-right/Vの話と矛盾するけど、プログラム側で何とかしやがれ!という訳です。fMSX-MSDOSのドキュメントには、DJGPPとAllegroというグラフィックライブラリを使っていると書かれているから、この辺りから追っかけてみるしかなさそうなのだけども。

一番確実なのは、DOSアプリ用にマシンを組むことですかね、やっぱり。


10-Jan-2000補足:-chipset 0オプションで動かせました。という訳で、お騒がせしてすみません。

04-Jan-2000
[参考文献の山!]

修論書いてると、引用した文献の管理で「うがぁぁ〜」となってしまいますね。そんな時はBiBTeXでしょうか。

という訳で、これから「こっから引用したの」をびしばし付ける作業に追われることになるのですが(考察とまとめをまだ書いていないな)。


ところで、B-right/VとDOSでマトモに使えて画質の良いビデオカードって無いんですかね。とりあえず、現在使ってるSavage4 PROはDOS以外なら使えると思うのですが。

B-right/Vで「使える」とする条件:VESA BIOSで1024×768の解像度が出せること。また、リフレッシュレートが70Hz出せるとなお良い(液晶ディスプレイだからこれは関係ないっていえば関係ないけど、やっぱり出せた方が良いでしょ)

DOSで「使える」とする条件:fMSX-MSDOSが640×480の解像度で動作できること(このMSXエミュレータは、PSGとSCC音源の再現性が素晴らしいという理由で愛用しているのです)。当然、DOS/Vがちゃんと動かないようでは困ります。

S3のSavage4 PROは、B-right/Vで使える条件を全て満たしていますし、話によれば「下手なTNT2やTNT2 m64カードを買うよりかSavage4の方が画質は良い」ということなので、B-right/V向きなカードなんじゃないかなーと個人的には思っています。ただ、昔のS3と違って変な癖があるのか、インストールしてもうまく動かないなんて話をよく聞きます。fMSXの640×480の解像度が動かないので買い替えたい、というのが私の本音なのですが…

nVIDIAのRIVA系ですが、個人的には画質が悪いと聞くので、それだけで避けたくなっちゃいます。研究室にある、2台のGATEWAY2000マシンにはSTB製のRIVA128またはRIVA128ZXを積んだカードが入っていますが、1024×768でぼやけた画像を見ちゃうとちょっとね…(モニタとの相性もあるのかもしれないけど)。nV1/STG2000積んだEDGE 3Dの発色もちょっと変だったし、あのカードのサポートなんてぜーんぜんやってないし。でも、RIVA系の石って上記の条件を全て満たしているし(VESA BIOSでのリフレッシュレートに関しては不明)、性能は素晴らしいんですよね、性能は。

Millenniumが爆速だったのでお気に入りのMatroxですが、G400は1024×768でVESA BIOSが使えない(→B-right/Vも駄目だ)し、G200も最近のBIOSにすると駄目だとかで、個人的に欲しくても…って感じです。fMSXは…どうなんでしょう?とにかく、あうううう〜(号泣)。

…と、残るはSiSか、ATIか、3dfxなのかなぁ。

そういや、PowerVR2積んだVideologicのNeon250ってVESA BIOSが不完全でDOS/V日本語モードがマトモに動かないそうなんですが…ひょっとして、config.sysのdevice=$disp.sysに/HS=OFFとか付ければ動くんじゃないのかなぁ?とか思うのですが、EDGE 3Dみたいに。実際のところはどーなんでしょうかね?(付けても動かないようじゃ、ちょっと…ねぇ)

どうも、「これぞ!」と思わせるようなビデオカードが無いので、おにーさんはかーなり欲求不満だぞ。

10-Jan-2000補足:Savage4でも動作する方法が見付かったので一部抹消。ちなみにMatroxのG200/400でもfMSX-MSDOSの640×480の解像度は動作するらしいです。

01-Jan-2000
[とりあえず一安心。]

特に混乱もなく、日本では2000年を迎えられたようですね。

実は、昨夜から都心にいたもので、何が起こっても対応できるように最低限の食糧(と言ってもカロリーメイト10個だけ(^^;)位は用意しておいたのですが…活躍することがなくて良かったと言うべきか。…え、問題が起こるのはこれからだって?そんなぁ。

でも、食糧や水が無くなるいう問題よりも、人間の多い場所(都心)だからこそ、パニックが起こることを恐れてました。人間の敵は人間ですからね。まあ、とにかく2000年だめでたいってことで、この話はここでやめましょう。

とりあえず、今年の年賀状はこんな感じです。12年に一度の冗談を許して頂ければと。

Y2K/あけましておめでとうございます。今年は24歳になるという訳で、ちょっとベタベタな年賀状になってます(^^;今年も、あらりあ/uaaをよろしくお願いします/色男じゃなくて年男だよ