USBハブが必要になり、適当に安いのを探してたんですが、Arvelのe-mailを光とメロディでお知らせ♪なハブが面白そうなので買ってしまいました。
とりあえず、分解するところから始めてみましょうか。…と言っても、デジカメ(QV-100)は彼女宅に置いてあるので写真はありません。文章だけで勘弁して下さい。
今時珍しく、4本のビスで裏蓋が留められています。最近はコスト削減のため、はめ込み式なものが多いのですが…これなら、躊躇すること無く分解できます(^^)
裏蓋を外すと、基板の半田面と御対面できます。基板をケースから外すのに一瞬戸惑いましたが、USBのダウンストリーム側のコネクタ側から外していけば大丈夫そうです。
基板の上には、10個のLED(ポート状態表示用の物×4、ソフトウェア側からコントロールされる物と思われる物×4、その他×2)、Texas-Instruments製のUSBハブ用LSI(TUSB2077A)、Cypressの1チップマイコン(CY7C63001A)、オルゴール用のLSIと思われるもの(黒い樹脂みたいな物で封印されているので詳細不明)とそのスピーカ、その他こまごまとした物が載っていました。
さて、お待ちかねのdescriptor吸い出しです。基板上から察するに、ハブ用LSIにオルゴール・LED制御用のためのデバイスがぶら下がっているという、なかなか豪勢な構成のようです。パッケージの裏側には「規格:USB規格Rev1.1とHIDクラスRev1.0」などと書かれていますので、Windows側からは標準HIDデバイスとかなんとかとかいう形で認識されるのでしょう。
このオルゴール・LED制御用のデバイスは、超漢字3からはマウスとして認識されてしまうようです。当然ポインタが勝手に動き出すことは無く、またハブのオルゴールや青色LEDが勝手に光りだすということも無さそうです。
とりあえず、一つだけ分かったことはAcroxというメーカーが作っているらしい、ということでしょうか。(14:15)