OpenBSD-6.0の頃と比べると、mikutterのインストールは随分簡単になりました。
まずはruby-2.5.0p1とgtk+2-2.24.32をpkg_addで取ってきます。次に、最新版(これを書いている時点ではmikutter-3.6.7)のtar ballを展開して得られるvendor/の中身に対応する以下のgemと、
addressable assets delayer diva gettext ruby-hmac idn-ruby instance_storage json locale memoist oauth pluggaloid public_suffix text twitter-text typed-array unf unf_ext |
それ以外で不足する以下のgem
delayer-deferred eventmachine faye-websocket httpclient gtk2 moneta nokogiri totoridipjp |
について、gem(gem25)を使用してインストールします。idn-rubyはlibidn-1.33p0を必要としますので、pkg_addで取ってきてください(これに限らず、gemが要求する各種ライブラリは適宜用意してください)。cairo, nokogiriのインストールに関しても特殊な操作を行う必要はなく、すんなりインストールできます。
あとは、vendor/をリネームするか消すかして無効化すれば終了。
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別記事にしようかと思ったのですが大した量ではないのでこちらに。
pcDuinoでDebian9(stretch)をインストールするのは難しいのかなと思っていたのですが、インストーラでのビルド済みSDカードイメージの利用の手順に従えば簡単にできますね。
近辺のサーバ(たとえばhttp://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/debian/dists/stretch/main/installer-armhf/current/images/netboot/SD-card-images/)からfirmware.pcDuino.img.gzとpartition.img.gzを取ってきて、zcat firmware.pcDuino.img.gz partition.img.gz | dd if=/dev/stdin of=/dev/rsd1c bs=4mで起動ディスク作成。あとは画面の手順に従えば良し。
ただし、インストール作業にはシリアルコンソールが必要なのと、インストーラーの言語及びロケールに日本語が選べないためとりあえずen_US.UTF-8でインストールして別途日本語化の作業を行う必要があるという点に注意が必要です。あと、ネットワークが遅いのかSDカードが遅いのかは分かりませんが、インストールには結構時間がかかりました(1時間は超えているような…)。59.65kg(22:25)