29-Aug-2020
[掃除]

なんかテスト用に書いたコードが溜まってきたので、捨てるのも面倒なのでここに置いときます。

addr.c
getaddrinfo()で得られる情報を表示するだけ
avrclock.c
AVR命令の実行クロック数を表示するだけ(pastebinに貼った物と同じ)
getddesc.c
サイズを変えながらGET_DESCRIPTOR(DEVICE)を発行するだけ、要libusb
helloworld.c
http://kmlinux.fjfi.cvut.cz/~culikzde/sos/2011/helloworld.cそのもの、ただしコンパイルのためのヒントをコメントで追加、要gtk+2

以前発注していつの間にか届いていたNanoVNAの電源を入れて、ファームウェアのバージョンを確認。

img_20200823_055404_2.jpg img_20200823_055445_3.jpg

電池の残量も表示できるようですね。

10-Aug-2020にクランクとBBを交換したESCAPE R3(2015)、タイヤとチューブを交換しました。前回に引き続き今回もSECA Road Wire Bead 28cです。

チューブは緊急時用に一本持っていたVREDESTEIN 58863(バルブ長50mm)を二本に揃えて使いたかったのですが、追加発注しようにも品切れでどうにもならなかったため、ヨドバシ.comで安かったIRCの70264で二本揃えました。でも、バルブ長40mmはとりあえず使えますが短いです。

日頃世話になっている自転車屋さんがGIANTの取扱いを止めてしまったので、今後はブリヂストンARAYAになりそうです。とはいえ、FEDもDIAも結構お高いので、CYLVA F24しか候補が無いのですが…坂を登る頻度が増えたのでとっても気になるfeather(FUJI)は流石に無理。

OpenBSD/armv7をOrange Pi PC(Allwinner H3)で動かした際、CCU等のあるレジスタ領域(0x01c00000〜1Mbyte分)がどこの論理アドレスにマップされるか気になっていたので調べてみました。

起動時に表示される各種スタックやL1 page tableの配置されるアドレスの情報からddbでそれっぽいアドレスをダンプし、(0xc0c4ff4c - 0xc0c4c000) / 4 = 0xfd3から0xfd300000〜にマップされていることが分かりました。

これで何かおかしなことがあった際に、各種コントローラのレジスタをつついて原因を探ることができるようになるかもしれません。そんな事態に遭遇しないのが一番ではあるのですが。

Plumeなるブログエンジンがおしゃれなので、このweb pageの置いてあるサーバでも動かせないかInstalling Rust & Cargoを参考に足掻いてみたのですが…現状、OpenBSDではどうにもならない感じです。

そもそもcurl https://sh.rustup.rs -sSf | shでrustupをインストールできないし、rustupをビルドしようにも使用する(モジュール名を忘れた)が使用するsys-infoをOpenBSDに対応させる必要があります。対応させた物のPull Requestを投げてみましたが…反応無しです。

rustup抜きでも多少ビルドは進むのですが、WebAssembly向けのstdクレートが無いと怒られます。Hello, world(cargo new --bin hello; cd hello; cargo build --target=wasm32-unknown-unknown)すら同じ理由でビルドできないので、WebAssembly向けのビルド環境を適切に整えないといけないのは確かそうです。ですが、rustup抜きでWebAssembly用のビルド環境をどう構築するかというのは未だ分からず、検索してもrustupを使った場合の話ばかりでちょっと困っています。

Rust、LinuxやWindowsのようにtier1な環境なら全然苦労はないのでしょうが、OpenBSDはtier3なので、*BSDではtier2のNetBSD/FreeBSDで使うのが良いのでしょう。54.80kg(20:00)

22-Aug-2020
[格安スペアナが必要だ]

jh4vajさんの格安スペアナの記事に倣い、LTDZ 35-4400M Spectrum AnalyzerをBanggoodで発注しました。ソフトウェアについてはOpenBSD上でlinnwt4を動かすことを考えています…という訳でとりあえずビルド。

Qt4が必要なのでpkg_add qt4しておくのと、Netzwerktester NWT4000 von BG7TBLからlinnwt4_v1_10_08.tar.gzをダウンロードしておいてください。あとはこんな感じ。

How to setup your NWT Spectrum Analyzer on Linux. (Ubuntu) (ZR6AIC)を参考にしましたが、ちょっと異なる部分がありますね。また、より新しいlinnwt4_V4_11_10.tar.gzなるものがかつては存在したようですが、何かの事情により消されているようです。必要であればweb archiveから落とすことになりますが、中身がかなり変わっているようなのでlinnwt4_v1_10_08-oenbsd.diffは使えません。

NWT4000linで起動しますが、そのままではドイツ語で起動してしまうため、NWT4000lin -lenで起動してください(/usr/local/share/nwt4transl/nwt4_en.qmを参照するためにmake installが必須なのと、-lとenの間に空白を入れてはいけません)。LTDZの接続先となるシリアルポートは/dev/tty00〜03, /dev/ttyU0〜U3を自動検出となっているため、必要に応じよく使うものをkonstdef.hに記述しておくと良いでしょう。

使用する際はSetting→Setup→HW/GeneralのNWT selectionからLTDZ 35-4400Mを設定する必要があります。これによりHW Flatnes Calibrationは無効化されますが、一体どこで何を使ってキャリブレーションを行うのかは不明です。

ハードウェアが届いても何もできないという事態にはならないことは確かそうなので、あとは品物が届いてからいじるとしましょう。

t20200822.png

まだ430MHz帯のLoRaモジュールで局免を取れていない状態ですが(あれから何も進んでいません)、430MHz帯でF1Dの30kHz制限に引っかかるならもっと上の周波数帯で運用できるものはないかと探してみたところ…SX1280を搭載したE28-2G4M12Sというモジュールを見つけました。

2.4GHz帯で12.5dBm(17.8mW)、アンテナ搭載型(コネクタあり)というのはお手軽に使うには良さそうに見えます。しかし、今使っているRTL-SDR用ドングルは1GHz程度までしか受信できないので、動作を確認する術がない→2GHzを超える周波数を扱う場合はコンバータを入れるRTL-SDR以外のSDR機材を使うしかない(高い)→だったら格安スペアナじゃね?ということで表題の結論に至った訳です。55.35kg(21:30)

29-Aug-2020補足:linnwt4_V4_11_10のOpenBSD対応化パッチを作ってみました。とはいえ、コンパイルが通るまでは確認していますがmake installして意図した動作になるかどうかについては未確認です。

19-Jun-2021補足:情況が変わっており、補足で記すよりも19-Jun-2021の日記として記述する方が良さそうなのでそちらを参照してください。

21-Aug-2020
[JARD測定器室で測定してきました]

ざっくり結果だけ書くと、こんな感じ。

Ailunce HD1
帯域外領域は問題ないが、スプリアス領域は144/430MHz帯どちらも問題あり
Baofeng DM-1801
帯域外領域は辛うじてOK、スプリアス領域は問題なし
Baofeng BF-T1
帯域外領域は問題ないが、スプリアス領域は問題あり
HopeRF RFM98W
帯域外領域・スプリアス領域ともに問題なし
Innocellent PM1280
帯域外領域は問題なし、スプリアス領域も多めだが問題なし
eByte E32-433T30D
帯域外領域は測定不可、スプリアス領域は問題なさそう?

HD1が不適合になったのはちょっと意外ですが、これはメーカーに測定結果を提出して話を聞いてみようと思います。Radioddity GD-73Aの謎な挙動については報告しても未だ改善がみられないのに対し、果たしてRetevis/Ailunceはどう反応するか。

逆にDM-1801が通ったのも意外です。とはいえ帯域外領域の不要輻射がかなり多めで、430MHz帯はギリギリでした。ロットによっては不適合になる可能性もあるかもしれないので、これに手を出すなら素直にRadioddity GD-77買ってください。

BF-T1は、案の定通らなかったかーということで別に驚きも何もありません。ただ、ちゃんとしたLPFを入れると使えるようになるのであれば、改造遊びとして気になる材料に化けます。もっとも、この筐体に収まるフィルタがあるのかどうか…

RFM98W, PM1280については、RadioLibのMorse_Transmitのサンプルを改造した物SX127x_Transmitのサンプルを改造した物を使いましたが、どちらもかなりいい加減な改造です。特に、無変調(帯域外領域)の測定で使ったMorse_TransmitのサンプルはTを連続送信するのではなく、ちゃんと改造してキャリアのみ出すコードを作った方が良いです。

なお、RFM98WよりもPM1280の方がスプリアス多めですが(1W以下で適用される緩い条件でなければ引っかかった可能性あり)、剥き出しの状態なのでシールドをしたら多少改善するのではないかとのアドバイスを頂いています。

E32-433T3Dは予め435MHz/20dBm/Air 9600bpsに設定し、テスト用のコード(シリアルポートにデータを吐くだけ)で測定しています。eByteの出すSPI接続な1W物のモジュールを買っても問題ないか占う目的で測っているので、明らかに問題のある結果が出ていないだけで十分です。

とりあえず、DM-1801とRFM98は移動する局として変更申請を出すことにします。PM1280は移動しない局に回しますが、二局分同時に変更申請を出すのは金銭的にツラいので後日にするかあるいは放置。

JARD測定器室へ行くのは今回が三度目になります。今回は測定する機材が多いのと、三密(密集・密接・密閉)を回避するため電車ではなく自動車で行きました。新板橋ICは出口のみ、滝野川ICは入口のみという点と、付近のコインパーキングが結構高いので、次回は公共交通機関で行きたいところです…(千住大橋まで走ってしまい遅刻しました)。54.60kg(10:50)

16-Aug-2020
[Ailunce HD1到着]

どうにか到着です。4PXのtrackingを残しておきますが、一番最初に発注しているのに最後に届くのは一体どういうことなんでしょう…(発注順はHD1→BF-T1→DM-1801、到着はこの逆)。

t20200816.png

で、届いた物はこんな感じ。MD-380並みにずしっと重いです。

timg_20200811_174455_1.jpg timg_20200811_174603_8.jpg

とりあえず電源が入ることを確認し、ファームウェアはHD-HD1A-V1.6.6-GPSが書き込まれているのでこれは最新版のHD-HD1A-V1.6.8-GPSに上げておきました。いつもなら分解するのですが、既に回路図が出ている(終段のFETに関してはFacebookチャットにてRQA0011との回答を得ている)のと、IP67防水のため下手に分解したくないという理由により、今回は省略です。

世界的には人気の(MD-380並に標準的な地位を築いているように見える)機種のようですが、KENWOODスタイルではなくMotorola GP328スタイルの通信ケーブルというのが自分にとってはちょっと使いにくいです。防水性を考えるとそういう作りになってしまうのでしょうけど。

とりあえずDM-1801と同様に、HD1もJARD測定器室での測定用の設定を書き込み、電池を充電しておきます。

余談ですが、DM-1801、こんなに箱がべこべこの状態で届いていたりします。

timg_20200721_194103_5.jpg timg_20200721_194115_4.jpg

無線機にダメージはなかったため、箱がきちんと仕事をしたと言えるのは確かなのですが…発送時の梱包をもう少しちゃんとやってくれよと思わなくもないです。54.95kg(18:05)

10-Aug-2020
[ESCAPE R3(2015)・そろそろ4年経過(2)]

動かせない状態で自転車を放っておくのもアレなので、二つ揃う予定のBBのうちどちらか適当なものを選んで組もうかと考えていましたがFIRST components MP-60を使ってこんな感じにDriveline ROMAXを付けました。07-Jan-2018に届いてから二年が経っていますが、どうにかやっと交換できました。

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MP-60、取り外したVP BC-73よりもやっぱり回転が重いので、耐えられなくなったらそのうち届くであろうZTTOのに換えるかもしれませんし、面倒なのでそのままになるかもしれません。

実際、交換前よりちょっとペダルが重いかなーという気がしなくもないのですが、単に組み付けただけの状態できちんとディレイラーも調整しておらず(今のところ28T/38Tのみ利用可能で48Tがまったく使えない)、慣らし運転もロクにやっている訳では無いので今後状況が変わる可能性は十分にあります。

とはいえ、黒いクランク…交換前と比べると引き締まった外観になったのでこれだけでも満足です。あとは生活の足として十分に走ってくれるだけの性能を調整で引き出せれば言うこと無しです。56.35kg(21:00)

09-Aug-2020
[ESCAPE R3(2015)・そろそろ4年経過]

勤務地の変更および諸々の事情により自転車通勤をしなくなったせいか、少しくたびれてきたESCAPE R3(2015)。23-Sep-2019にクランクの取り外しに失敗しそのままになっていましたが、CRC 5-56をちょいちょい吹いて2日放っておいたらどうにか取り外せました。

で、今はとりあえずクランクだけ外した状態です。BBにFIRST components MP-60があるにはあるのですが、これで良いのかなーという疑問もあったのでAliExpressでZTTOの物(型番不明)を発注し到着後どちらか適当なものを選んで組もうかと考えています。

タイヤとチューブもそろそろ交換したいですし、チェーンとブレーキのメンテナンスもやりたいと思うのですが、乗る頻度を考えると全てを一気にやるのは難しそうな気がします。COVID-19禍により自転車通勤が増えているらしいなんていう話もあるものの、マスクしながら乗るのはかなり大変&マスクしないで乗るのはマスク警察が怖いという理由で自分は乗るのを控えてしまっています。おかげで運動不足気味(マスクを気にせず乗れた時代が本当に懐かしい)。

アンテナ探し(09-Nov-2016)の続き。

eBayで偶然見かけたSIGMA EURO-COMM Magitenna 40-6m Multiband HF Wire AntennaやATU-100 mini(https://github.com/Dfinitski/N7DDC-ATU-100-mini-and-extended-boardsにあるアンテナチューナーを製品化した物)を見て、そろそろどーすっかなーと考えていたのですが…

ウエダ無線のダイポールアンテナキットは無くなってしまったし、Magitenna 40-6m Multiband HF Wire Antennaは気になるけどちゃんと調整できるか不安なのとアンテナチューナーの出費があるため、アンテナテクノロジーのWA21を買いました。海外製品だと半分位のお値段になるものの送料を入れると若干安くなる程度+到着までの時間が掛かるので、今回は国内調達です。

この程度のアンテナでもこの価格になってしまうと考えるべきなのか、まだこの程度の価格で買えると考えるべきなのか、なかなかフクザツなところがありますが…バランを作ってワイヤーと碍子とクレモナロープを探す手間暇を考えると、この手のキットが無いと困るのも確かなので多少の値が張るのも仕方がありません。

アンテナと同軸ケーブルが揃ってはいるものの、問題は部屋から天井裏への同軸ケーブルの引き回し。部屋から天井裏にLANケーブルを張るための配管があるので、ここに同軸ケーブルも一緒に突っ込めば良いだろうと考えているのですが…肝心の同軸ケーブルが通るかどうか実はまだ試していない状態だったりします。

同軸が通らなかったらそれはそれで辛いのですが、LANケーブルの脇に同軸を這わせてインターフェア(電波障害)が発生するかどうかも心配の種です。安く買ってきた3D-FBに50Wを突っ込むのも怖いので、10W程度で運用する予定なんですけどね…56.25kg(21:10)

02-Aug-2020
[BF-T1を分解]

既にBF-T1 programmingのリンク先にある写真を見れば分かる話ではあるのですが。一応、こちらでも。

tp802416.jpg

リンク先の写真だとMCU周辺がよく分からないのですが、KDHM8F2K6, K24C16, LT-ZY 908なるチップが鎮座しています。AT1846S→2SC3356(R25)→HE3756(L4)という構成で良さそうですね。

tp802416.jpg tp802416.jpg

DM-1801のついでにこれもJARDの測定器室へ持ち込む予定なのでGD-73Aの時と同様にアンテナ端子を取り付け、ついでに爆音対策を講じておきました。

tp802416.jpg

この無線機は爆音と言いたくなるくらいうるさいので、改造している人が多いようです。チップ抵抗を張り替える方法およびLN4890のpin4, 5に15〜47kΩの抵抗を繋げる方法があるようですが、工作スキルと部品の(27kΩの抵抗が手元にあった)都合で後者の改造を行い、だいぶマトモになりました。

アンテナ端子を取り付けたことでケースの蓋を閉めることができなくなってしまいましたが、ケースに入れなくてもバッテリーを接続して動作させることができる+コストカットのためネジ受けの無いプラスチックケースにタッピングビスで留めているため極力ケースの開け閉めをしたくないという理由により、この状態で測定してもらうことにします。

送受信を行う周波数を設定する必要があるため、設定用のソフトウェアをインストールしてみました。CHIRPを使う方が色々安心ではあるのですが、付属のCD-ROMをドライブに入れるのも面倒だったのでBaofeng Radio UKのダウンロードページにある物を使用しました。

Set(S)→Communication Port(C)でBF-T1の接続先となるCOMポートを指定し、Ctrl+RもしくはProgram(P)→Read Data From InterPhone(R)で読み出せます。デフォルトからBEEP off, VOICE offとした状態で吸い出すとこんな感じ。

t20200802.png

このままでは全然使い物にならないので、適切に設定しておく必要がありそうです。56.35kg(20:25)