大晦日の深夜に申請しちゃった三海通の試験、20日に工学/法規、21日に英語/電気通信術ということで…もうそんな時期なのかと。工学は一陸技による免除を使い、英語は次回以降とするにしても、残った二科目がどちらも難しい。
電気通信術、受話はともかく送話は正しいNATOフォネティックコードを言えば良いだけとはいえアマチュア無線上がりだとItaly(正しくはIndia)だのJapan(正しくはJuliet)だのといった正しくない言い回しをうっかり言いそうになるのが非常に怖いです。直接印刷電信は普段キーボードに触れて文字を入力していれば何とかなるらしいですが、電気通信術の試験方法にある鍵盤配列は、日本工業規格(X6002)「情報処理系けん盤配列」によるもの(いわゆるjp106キーボード)であるという点が自分にとって厄介です。仕事場ではjp106、家ではus101なので対応はできると思いますが…多分できるんじゃないかなあ、記号類の入力が試験に出てこないことを祈るしかないかも。
法規は、平成27(2015)年9月期〜令和6(2024)年9月期の過去問に幾度か目を通してはいますが、いやらしい引っ掛けによる失点をどこまで防げるかが合否を分けそうな気がします。あと、国際法規がかなり広い範囲から出てくるので(自分の見た範囲の過去問では、やさしく学ぶ第三級海上無線通信士試験だけでは足りない印象があります)これもヘンなのが出てこないようお祈りです。四海通の方がまだ素直に見えるとはいえ、こちらもこちらでしれっと引っ掛けてきますよね…
まあ今回落としたとしても、9月期にまた試験場へ行くことになるのでその時に拾えば良いと考えてはいます。面倒なので英語だけで済ませたいですけど。
こんな状況にありながら、電気通信術、折角なので電信のリハビリをしてみようかなとか考えていたりします。LCWO、Koch法によるモールスの習得ということでちょっと触ってみましたが、20WPM(実効15WPM)の2文字(K, M)ですらロクに取れない…マトモにできるようになるには相当な時間が必要そうです。
押し入れに仕舞っていた電鍵達も引っ張り出して簡単に叩いてみましたが、HK-705旧モデルと常熟電訊器材廠制造のもの(K4)を比べるに、自分は手首を机の上に置いたままで打てるK4の方が打ち易いと思いました。とはいえ、手首を机の上に置く米式電鍵は和文には不利という話もあり、本格的にやるならエレキーもしくはもう少しグレードの高い電鍵の導入も考えておかないといけないのかもしれません。考えるのは三海通が取れた後にしたいところですが、新品で入手可能なハイモンド・エレクトロ社の最上位機種がHK-704しかないという現状を見るに(業務用高精度電鍵であるHK-807、防衛庁でも使われていたと言われるHK-808、大理石台のHK-702、どれも販売終了しています)、のんびりしている余裕は無いのかもしれません。55.9kg(23:15)