Demoを見る機会がほとんど無く、FreeBSDをメインに使っているということによりrougeのCPUをVIA C3 800AMHz(133MHz×6.0)からCeleron 800MHz(100MHz×8.0)に戻しました。HDBENCH cloneでベンチマークを取ってみたら…C3ってこんなに遅かったのかという結果が出ました(Celeron 800MHzの結果 vs C3 800AMHzの結果)。
で、C3(Ezra)の裏にあるブリッジが妙に気になったので、手元に何故かあるC3 900AMHz(100MHz×9.0)のそれと比較してみました。
左側の上下に並んでいるブリッジがFSBの100MHz/133MHzの切り替えになるのでしょうか?C3 933AMHzがあればどれが何を意味するか、もう少し分かりそうな気がするのですが…なーんてことを書いていたら、ASCII24.comにあったC3-933AMHzのレビューの中に裏面の拡大写真が出ていますね。ブリッジ部分はこうなっているのかな。
上の図が正しいとすると、こんな風に推測できますね。
倍率に設定する値はLinux CPUFreqのlonghaul.cに書かれている、eblcr_tableの値になっているような感じです(C3のデータシートはあんまりアテにならないような気が)。まあ、あくまでも推測だし、この辺りは実際に試してみないことには何とも言えないか。
お約束だけど、実験する際は自己責任でヨロシク。(21:50)
01-Feb-2003補足:「c3 倍率 変更」をキーワードにしてGoogleで検索してみると、結構見つかるもので。VALUESTAR VC26/4XDに載せた方の改造記とか、DOS/Vパラダイス町田店のコラムとか。ていうか、何故一番最初にCZ-600CさんとこのVIA Processorsをチェックしなかったんだろう…ブリッジによる倍率変更がしっかり書かれているのに。
何にせよ、これで必要に応じてC3-800AMHzを133×6.0だけでなく、PC100なSDRAMしか無い時に100×8.0にして使うとか、倍率を下げて低クロック動作とかが狙えるというもんです。
300(100×3.0)〜400MHz(133×3.0)辺りでC3が動くとしたら、どれくらいの消費電力になるんだろう…ヒートシンクレスで動くと面白そうなんだけど(ただし、性能も相応に落ちてしまうから、使用目的はかなり限定されるだろうな)。