12-Dec-2007補足:《ここから補足》念のため書いておきますが、ここにあるパッチを当てたμT-Kernelは、互換性検証を通していないためμT-Kernelと呼ぶことができません。
「どこの馬の骨とも分からぬ個人が、神聖なるμT-Kernelのソースコードに軽々しく触れるでないわ」と考えている可能性があるかどうかは分かりませんが、とりあえず現時点において一般の個人ユーザに対して互換性を確認する方法が提供されていない以上、仕方がありません。
名前が無いのも不便なので、ここではとりあえず便宜上μT-Kernelと書いてありますが、誤解しないようお願いします。また、ここにある非公式なパッチを当てたμT-Kernelソースコードも、T-Licenseの管理下にありますので、それに従って下さい(パッチそのものの著作権は、public domainとします)。《ここまで補足》
前回からの差分と、オリジナルからの差分です。
SCI3のBRRレジスタに設定する値の計算を間違えていたので、RS-232Cへ何か出力されているけどどう頑張っても読めねーぜ状態になっていました。
動作テストを三つほどやってみました。
とりあえず、ポート5のbit0〜7のレベルを変化させるようにしていますので、ここにLEDを繋ぐなり、テスタの針を当てるなりして下さい。
【テスト1】単純にμT-Kernelを起動させてみる
【テスト2】システムタイマ(tk_dly_tsk()によるウェイト)の動作を見てみる
【テスト3】割り込みハンドラ(タイマVの割り込みを使用)の動作を見てみる
gccに-gオプションを付けた状態でコンパイルしているので、.mapの内容がかなりアレですが….motへの影響はそんなに大きくないと思います(不安)。
テスト1を動かすと、こんな感じのメッセージが出るはずです。RS-232Cの設定は、9600bps, データ長8bit, ストップビット長1bit, パリティ制御無し、フロー制御無しでお願いしますね。
とりあえず、秋月のH8/3664FキットにμT-Kernelがある程度載るんだなーということが分かりましたので、このシリーズは一旦ここで終了です。
09-Nov-2007: 朝昼:いつもの。夕:都内某所で飲み会。
10-Nov-2007: 朝:寝てた。昼:パンなどを適当に。夕:妻にお任せ(デパ地下のお弁当)。(21:35)