FEP bridgeのMSX-JE版。MSX-JEっていうのはMSX用の日本語入力フロントエンドプロセッサ(FEP)。
昔話になるので、以降の記述には嘘が書かれているかもしれませんので注意して読んで欲しいのですが…MSX-JEの実装には二種類あって、ASCII/松下が使ってるVJE系のものと、SONY/SANYOが使っているEGBridge系のがあります。個人的にはEGBridge系の方が変換のレスポンスが遅いものの、変換効率が良かったように思えます。VJE系はその逆ですね。
FS-A1STの前にFS-A1WX(MSX2+)を持っていましたが、これにHBI-J1を組み合わせても内蔵されているVJE系MSX-JEの方が有効になってしまいます。MSXturboRのように、MSX-DOS2がある環境ならSELMJEを使えば良いのですが、MSX-DOS1だとそういうのが無いので何とかして外付けのMSX-JEを有効にできないかと苦心したことがあります。
で、今更なんですが古いフロッピーの中をごそごそ探していたら見つかったのでここに転がしておきます。役に立つ人がいるかどうかは知りませんが、過去の記憶として→extje(外付けMSX-JEイネーブラ:BASICで書いたインストーラと、ブートセクタ部分のZASMアセンブラソースが入っています)
久しぶりにZ80のアセンブラなんて読みましたが、ちょっと頭痛気味です。歳ですね、きっと…(21:00)
なんか話が横道に逸れたまんまなんですが。
結局、MSX-JEを動かす為のvirtual machineを用意して(FEP bridgeの場合ならdosemuに相当する部分)、それとLinuxなりUNIXなりの側から制御するlogicが必要になるんだよな。MSXそのものを実現する訳じゃないから、CPUとその周辺程度の(VDPとかは不要)エミュレーションで良い筈なんだけど…それでも真面目に作ったら相当時間かかりそうだよなー。
そもそも、HBI-J1(MSX標準日本語カートリッジ:ソニー製)を持っていたとして、今でもそれを使いたいって思う人がどれくらいいるね?自分は遊びで使ってみたいと思う程度で、毎日使おうって気は多分無いんだけど。
やっぱこれ、没企画だな。終了。(22:50)